アズビル株式会社は、計測・制御技術を核とする「オートメーション」の専業メーカーです。主に3つのセグメントで事業を展開しています。
- ビルディングオートメーション(BA)事業:空調自動制御システム、入退室管理等。
- アドバンスオートメーション(AA)事業:プラントや工場向けの制御システム、バルブ、センサ等。
- ライフオートメーション(LA)事業:ガス・水道メーター、住宅用全館空調等。 主要顧客は国内外のビルオーナー、建設会社、化学・石油・半導体等の製造業です。競合環境としては、国内外の計装・制御機器メーカー(横河電機、オムロン、ハネウェル等)との技術・サービス競争が続いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
13.8%
≧10%が優良
ROA
13.2%
≧5%が優良
ROE
17.6%
≧10%が優良
ROIC
13.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
12.6%
≧10%が優良
EPS成長率
36.5%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は売上高3,003億円(前年比3.2%増)、営業利益414億円(同12.6%増)と過去最高業績を更新し、収益性が大幅に向上。
- 不採算気味だったライフサイエンス分野(アズビルテルスター)の売却を完了し、成長領域への選択と集中を加速。
- 150億円規模の自己株買いと消却、DOE(純資産配当率)6%目標の掲示など、株主還元姿勢を一段と強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 70.6億円 / 予想: 430.0億円
+22.1%
売上高
実績: 620.5億円 / 予想: 2970.0億円
-5.3%
2Q
営業利益
実績: 177.2億円 / 予想: 455.0億円
+21.0%
売上高
実績: 1329.0億円 / 予想: 2980.0億円
-4.6%
3Q
営業利益
実績: 292.3億円 / 予想: 455.0億円
+9.1%
売上高
実績: 2080.6億円 / 予想: 2980.0億円
-4.5%
3行解説
- 利益体質の強化: 事業譲渡の影響で売上高は前年同期比4.5%減の2,080億円となったが、価格転嫁の進展により営業利益は9.1%増の292億円と増益を確保。
- ビル向け需要が牽引: 主力のBA事業が都市再開発や既設改修案件を取り込み、受注高が1,317億円(前年同期比12.0%増)と大幅に伸長、受注残が積み上がっている。
- 積極的な株主還元: 自己株式取得(約150億円)や配当の実施により、手元資金が約162億円減少したものの、自己資本比率は77.8%と極めて高い財務健全性を維持。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | +9.1% | -1.0% | -12.0% | +0.8% | +4.0% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | +21.0% | -0.3% | -2.1% | -7.4% | -11.1% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | +22.1% | -0.2% | -2.6% | -4.5% | -10.8% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +12.6% | -1.3% | +0.8% | -2.3% | +3.9% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | +15.5% | +2.1% | +4.1% | +0.6% | +7.1% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第103期(2024/04/01-2025/03/31)