日本車輌製造株式会社は、東海旅客鉄道(JR東海)を親会社(議決権51.2%所有)に持つ、日本を代表する総合車両メーカーです。
- 事業内容: 鉄道車両事業(新幹線、特急、通勤電車)、建設機械事業(杭打機等)、輸送用機器・鉄構事業(タンクローリ、橋梁)、エンジニアリング事業(農業・製紙設備等)の4本柱で展開。
- 主要製品: 「N700S」新幹線、「315系」通勤電車、世界トップクラスのシェアを誇る大型杭打機。
- 主要顧客: JR東海(総売上高の30.2%、290億7,800万円)を筆頭に、国内官公庁、私鉄、および海外鉄道事業者。
- 競合環境: 鉄道車両では国内他社、建設機械では専門メーカーと競合するが、JR東海グループとしての安定した受注基盤と、インフラ特化型の製品群で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
7.2%
≧10%が優良
ROA
5.2%
≧5%が優良
ROE
10.1%
≧10%が優良
ROIC
5.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
14.4%
≧10%が優良
EPS成長率
19.2%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高963億4,000万円(前期比9.4%増)、純利益64億1,600万円(同19.2%増)と増収増益を達成し、ROEは10.11%まで向上。
- 鉄道車両が主力だが製品構成の変化で利益は微減、一方でエンジニアリング事業が8億3,100万円のセグメント損失を計上し足かせに。
- 親会社からの借入金返済を進めつつ、配当を年25円から35円へ増配。高い自己資本比率(49.3%)を背景に財務再建は着実に進展。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-24 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 15.7億円 / 予想: 66.0億円
+469.2%
売上高
実績: 232.3億円 / 予想: 960.0億円
+8.5%
2Q
営業利益
実績: 40.4億円 / 予想: 82.0億円
+25.2%
売上高
実績: 465.6億円 / 予想: 980.0億円
+2.2%
3Q
営業利益
実績: 72.8億円 / 予想: 82.0億円
+58.2%
売上高
実績: 718.2億円 / 予想: 980.0億円
+1.3%
通期
営業利益
実績: 116.2億円 / 予想: 未開示
+67.5%
売上高
実績: 999.7億円 / 予想: 未開示
+3.8%
3行解説
- 2026年3月期は、鉄道車両事業の好調と生産性向上により、営業利益が前年比67.5%増の116億円と大幅な増益を達成。
- 受注高が1,361億円(前期比20.5%増)、受注残高が1,993億円(同22.2%増)と高水準に積み上がり、先行きの仕事量を確保。
- 次期予想は増収ながらも、中東情勢の緊迫化に伴うリスクを織り込み、営業利益24.2%減の88億円と慎重な見通しを提示。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-24 | 2026年3月期 通期 | +67.5% | -3.0% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +58.2% | -0.5% | +9.6% | +4.1% | -4.9% |
| 2025-10-28 | 2026年3月期 第2四半期 | +25.2% | -3.2% | +4.9% | +12.5% | +16.0% |
| 2025-07-28 | 2026年3月期 第1四半期 | +469.2% | +2.8% | +16.6% | +21.2% | +31.7% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +14.4% | +1.0% | -2.8% | -3.0% | -6.2% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +11.8% | -1.0% | -1.7% | -4.7% | -4.9% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第196期(2024/04/01-2025/03/31)