株式会社ヒューマンクリエイションホールディングスは、エンジニア派遣に特化した技術者派遣事業(SES)およびITシステムに関わるコンサルティング、受託開発事業を主軸とする純粋持株会社です。
- 事業内容: 連結子会社7社を通じ、システム開発の上流(要件定義・PM)から下流(運用保守)、さらにはAIソリューションやM&A仲介までをカバーする「ソリューション・インテグレーター」を展開。
- 主要製品・サービス: 技術者派遣、受託開発、ERP(SAP/Oracle)導入支援、AIカメラソリューション、M&A仲介・アドバイザリー。
- 主要顧客: 大手システムインテグレーター(SIer)やメーカーが中心。
- 競合環境: 独立系として特定のベンダに依存しない強みを持つが、IT人材不足を背景とした採用競争の激化や、大手SIerとの人材確保・単価競争が激しい環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-18 提出)収益性
営業利益率
8.7%
≧10%が優良
ROA
20.7%
≧5%が優良
ROE
27.6%
≧10%が優良
ROIC
17.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
24.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
23.9%
≧10%が優良
EPS成長率
2.3%
≧10%が優良
3行解説
- 増収基調の継続: 積極的なM&Aと「戦略領域(コンサル・受託)」の拡大により、売上高は89.4億円(前期比24.8%増)、営業利益は7.8億円(同23.9%増)と力強い成長を維持。
- M&Aによる業容拡大とリスク: 2025年4月にM&A仲介会社を子会社化するなど非連続な成長を推進する一方、のれん残高が12.8億円まで膨らみ、総資産の約28%を占める点が潜在的リスク。
- 還元と投資の両立: 連続増配(実質)を維持し、自己資本比率40%以下を基準とした機動的な株主還元方針を打ち出す一方、M&A資金の借入により有利子負債が増加傾向。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 7.8億円
-36.8%
売上高
実績: 22.5億円 / 予想: 100.0億円
+11.6%
2Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 7.8億円
-68.3%
売上高
実績: 44.8億円 / 予想: 100.0億円
+10.0%
3行解説
- 売上高は前年同期比10.0%増と増収を確保した一方、M&A関連費用や事業拡大に伴う諸経費が嵩み、営業利益は68.2%減と大幅な減益で着地。
- 新設された「経営コンサルティングサービス事業」が1.48億円のセグメント損失を計上し、連結全体の利益を押し下げる要因となった。
- 通期計画に対する営業利益の進捗率は15.3%と低水準に留まるが、会社側は期初予想を据え置いており、下期への偏重が極めて大きい計画となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年9月期 第2四半期 | -68.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年9月期 第1四半期 | -36.8% | +1.4% | -5.5% | -4.7% | — |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +23.8% | +2.4% | +9.1% | +6.4% | +12.8% |
| 2025-08-12 | 2025年9月期 第3四半期 | +20.2% | +0.4% | -4.4% | +0.6% | -4.2% |
| 2025-05-12 | 2025年9月期 第2四半期 | +37.5% | -1.3% | -9.5% | -9.5% | -14.7% |
| 2025-02-10 | 2025年9月期 第1四半期 | +51.4% | +4.2% | +26.9% | +27.6% | +13.2% |
有価証券報告書
2025-12-18 有価証券報告書-第9期(2024/10/01-2025/09/30)