株式会社京都きもの友禅ホールディングス(2024年8月に株式会社YU-WA Creation Holdingsから商号変更)は、振袖を中心とした呉服の販売・レンタルを主軸とする企業グループです。全国チェーン展開による小売業に加え、写真スタジオの運営や、顧客が毎月積み立てを行う「友の会」運営を通じた囲い込み戦略を特徴としています。主要顧客は成人式を迎える新成人(主に女性)とその家族であり、少子化の影響を強く受ける市場環境にあります。競合他社との差別化として、デジタルマーケティングへの移行と店舗の採算性改善による「再生フェーズ」にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
-14.2%
≧10%が優良
ROA
-9.1%
≧5%が優良
ROE
-39.4%
≧10%が優良
ROIC
-19.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-26.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は51.61億円(前年同期比26.5%減)と大幅減収だが、コスト削減により営業損失は7.34億円(前年は10.39億円の赤字)へ縮小。
- 継続的な損失計上と財務制限条項への抵触により、「継続企業の前提に関する重要事象」が注記される厳しい財務状況。
- 2026年3月期の黒字化を目指し、不採算7店舗の閉店、DMからSNSへの広告戦略転換、原価率改善を急いでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 0.7億円
—
売上高
実績: 15.6億円 / 予想: 59.1億円
+30.9%
2Q
営業利益
実績: 1.7億円 / 予想: 0.7億円
—
売上高
実績: 30.3億円 / 予想: 59.1億円
+13.2%
3Q
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 2.0億円
—
売上高
実績: 43.8億円 / 予想: 59.5億円
+8.7%
通期
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 59.5億円 / 予想: 未開示
+15.3%
3行解説
- 2021年3月期以来、5期ぶりに通期営業黒字を達成し、当期純利益も2.21億円(前年は9.23億円の赤字)と大幅なV字回復を遂げた。
- 好調な振袖受注(前年同期比27.9%増)とコスト構造改革が寄与し、自己資本比率は27.2%から37.9%へと大幅に改善。
- 業績回復に伴い、2024年3月期中間から見送っていた配当を再開し、年間1.50円(配当性向11.2%)の配当を実施した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | — | -1.0% | +7.6% | -5.3% | -15.8% |
| 2025-11-12 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -2.3% | -4.5% | -17.7% | -21.8% |
| 2025-08-13 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +1.3% | +121.3% | +111.8% | +69.1% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +29.4% | -3.4% | +13.9% | +0.8% | +9.7% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -10.8% | -1.2% | +4.6% | +15.9% | -0.5% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)