スギホールディングス株式会社は、関東・中部・関西・北陸エリアを中心に展開する「スギ薬局」を中核とするドラッグストアチェーン大手です。
- 事業内容: 調剤併設型ドラッグストアの運営、処方せん調剤、在宅医療、訪問看護、および関連する貿易・卸売事業。
- 主要製品・サービス: 医薬品、健康食品、化粧品、日用品、食品の販売、および調剤サービス。
- 主要顧客: 一般消費者および地域の患者。
- 競合環境: ウエルシア、ツルハ等の競合他社による積極的な出店やM&Aによる業界再編(寡占化)が加速しており、価格競争に加え、ドミナント戦略の深化が求められています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-28 提出)収益性
営業利益率
4.8%
≧10%が優良
ROA
9.6%
≧5%が優良
ROE
10.6%
≧10%が優良
ROIC
9.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
16.2%
≧10%が優良
EPS成長率
16.9%
≧10%が優良
3行解説
- I&H株式会社を完全子会社化したことで、売上高が前期比17.9%増の8,780億円と大幅伸長し、1兆円目標を2025年度へ1年前倒しした。
- M&Aに伴い425億円の巨額なのれんを計上し、さらに不採算店舗の減損損失を49.8億円計上するなど、資産の健全性維持が課題。
- 営業CF(369億円)は純利益を上回っておりキャッシュ創出力は高いが、買収に伴う借入増で自己資本比率が50.6%に低下した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-09 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 110.0億円 / 予想: 490.0億円
+27.9%
売上高
実績: 2454.6億円 / 予想: 1.0兆円
+22.1%
2Q
営業利益
実績: 237.0億円 / 予想: 490.0億円
+16.8%
売上高
実績: 5001.7億円 / 予想: 1.0兆円
+20.9%
3Q
営業利益
実績: 341.4億円 / 予想: 490.0億円
+18.7%
売上高
実績: 7501.3億円 / 予想: 1.0兆円
+18.2%
通期
営業利益
実績: 485.7億円 / 予想: 未開示
+14.1%
売上高
実績: 1.0兆円 / 予想: 未開示
+15.1%
3行解説
- 売上高1兆円の大台突破: 2026年2月期の連結売上高は前年同期比15.1%増の1兆103億円に達し、M&A(旧I&H株式会社)の効果と既存店の改装・新規出店が奏功した。
- 純利益の大幅増と資本施策: 親会社株主に帰属する当期純利益は前年比75.1%増の449億円と急伸。同時に1対2の株式分割と、株式会社セキ薬品の連結子会社化(2026年9月予定)を発表した。
- 新中期経営計画の策定: 2031年2月期を最終年度とする5か年計画を発表。売上高1.6兆円以上、営業利益率5.5%以上を掲げ、DX活用による生産性向上とドミナント戦略を加速させる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-09 | 2026年2月期 通期 | +14.1% | -0.2% | -3.7% | — | — |
| 2026-01-08 | 2026年2月期 第3四半期 | +18.7% | -0.6% | +4.0% | -8.8% | -3.5% |
| 2025-10-09 | 2026年2月期 第2四半期 | +16.8% | -0.9% | +5.2% | +1.6% | +3.0% |
| 2025-07-10 | 2026年2月期 第1四半期 | +27.9% | -0.1% | +9.6% | +4.2% | +2.9% |
| 2025-04-10 | 2025年2月期 通期 | +16.2% | -5.5% | -4.7% | -6.7% | -6.3% |
| 2025-01-09 | 2025年2月期 第3四半期 | +11.0% | +0.5% | +5.5% | +6.1% | +12.6% |
有価証券報告書
2025-05-28 有価証券報告書-第43期(2024/03/01-2025/02/28)