象印マホービン株式会社は、炊飯ジャーや電気ポットなどの「調理家電製品」、ステンレスマグなどの「リビング製品」、加湿器や空気清浄機などの「生活家電製品」を展開する家庭用品メーカーです。
- 主要製品: 圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」、オーブンレンジ「EVERINO」、ステンレスマグ「シームレスせん」シリーズなど。
- 競合環境: タイガー魔法瓶やパナソニック等の大手家電メーカーと競合。特に高付加価値な国内炊飯器市場で高いシェアを維持しています。
- 市場構成: 売上高の67.4%が日本国内、32.6%が海外(台湾、北米、中国など)です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-18 提出)収益性
営業利益率
8.2%
≧10%が優良
ROA
6.4%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
5.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.9%
≧10%が優良
EPS成長率
-4.5%
≧10%が優良
3行解説
- 国内での高単価製品(炊飯ジャー、レンジ)の好調により、中期経営計画『SHIFT』の利益目標を達成し、売上高911.51億円(前期比4.5%増)を記録。
- 中国市場の減速を背景に、香港の代理店買収(11.64億円)や韓国子会社設立など、アジア圏の再編と直接貿易体制への移行を加速。
- 配当性向119.4%(単体ベース)となる年間82円配当と、34億円規模の自己株買いを実施する極めて積極的な株主還元姿勢。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-03-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 43.3億円 / 予想: 66.0億円
+28.3%
売上高
実績: 303.8億円 / 予想: 925.0億円
+4.7%
3行解説
- 大幅増益の好スタート: 国内での価格転嫁進展と高付加価値製品の好調により、営業利益は前年同期比28.3%増の43.3億円と大幅に伸長しました。
- 主力と新領域の明暗: 炊飯ジャー「炎舞炊き」や加湿器が国内外で躍進した一方、主力のステンレスマグは中国・台湾市場での苦戦が続き、リビング製品は減収となりました。
- 保守的な通期計画: 第1四半期時点で通期利益予想に対し60%前後の進捗率に達していますが、不透明な外部環境を背景に業績予想は据え置かれています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-30 | 2026年11月期 第1四半期 | +28.3% | +1.2% | +13.1% | +0.8% | — |
| 2025-12-25 | 2025年11月期 通期 | +24.9% | +1.5% | -5.3% | -7.0% | -13.2% |
| 2025-09-30 | 2025年11月期 第3四半期 | +24.2% | -0.7% | +0.7% | -4.9% | -5.3% |
| 2025-06-30 | 2025年11月期 第2四半期 | +11.4% | -1.8% | +32.2% | +30.8% | +16.6% |
| 2025-03-31 | 2025年11月期 第1四半期 | -4.2% | -1.3% | -3.5% | -9.5% | -15.3% |
有価証券報告書
2026-02-18 有価証券報告書-第81期(2024/11/21-2025/11/20)
2025-02-20 有価証券報告書-第80期(2023/11/21-2024/11/20)