三菱鉛筆株式会社は、1887年創業の老舗筆記具メーカーです。「ジェットストリーム」や「クルトガ」などの強力なブランドを擁し、世界100ヵ国以上で展開しています。売上高の59.7%を海外市場が占めるグローバル企業であり、2024年にはドイツの高級筆記具ブランド「Lamy(ラミー)」を買収し、高級筆記具市場でのシェア拡大を図っています。競合環境としては、パイロットやゼブラなどの国内勢に加え、デジタル化に伴う筆記機会の減少という構造的な逆風にさらされています。近年は筆記具技術を応用した化粧品(OEM/ODM)や産業資材分野への多角化も進めています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2024-12 期末、2025-03-27 提出)収益性
営業利益率
13.7%
≧10%が優良
ROA
7.5%
≧5%が優良
ROE
9.1%
≧10%が優良
ROIC
5.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
18.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.9%
≧10%が優良
EPS成長率
9.7%
≧10%が優良
3行解説
- 業績拡大とLamy買収: 売上高は前期比18.7%増の888.2億円と大幅伸長。Lamy社の連結化(買収額218.8億円)が寄与し、海外売上比率は約60%に到達。
- キャッシュフローと資産の変調: Lamy買収の影響で棚卸資産が前期比約100億円急増し、営業CF(64.6億円)が純利益(115.6億円)を大きく下回るなど、効率性に課題。
- 積極的な還元と次期計画: 配当を46円へ増配し、27億円規模の自社株買いも発表。2027年に売上高1,030億円、営業利益率15%を目指す新中期計画「uni Advance」を始動。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 25.6億円 / 予想: 131.0億円
+16.6%
売上高
実績: 225.9億円 / 予想: 930.0億円
+12.5%
2Q
営業利益
実績: 48.0億円 / 予想: 105.0億円
+7.1%
売上高
実績: 432.4億円 / 予想: 910.0億円
+1.9%
3Q
営業利益
実績: 65.5億円 / 予想: 105.0億円
+15.1%
売上高
実績: 640.8億円 / 予想: 910.0億円
+1.9%
通期
営業利益
実績: 96.9億円 / 予想: 105.0億円
+20.5%
売上高
実績: 898.1億円 / 予想: 940.0億円
+1.1%
3行解説
- 2025年12月期は売上高898億円(前期比1.1%増)と微増ながら、営業利益は96.9億円(20.5%減)と大幅な減益着地。
- 欧州での「POSCA」を中心とした流通在庫調整の長期化、および独ラミー社の買収に伴うのれん償却や統合関連費用が利益面を圧迫。
- 2026年12月期は増収増益を見込み、創業140周年記念配当を含む年間55円への増配を予定するなど、株主還元姿勢を強化。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-12 2025-12 通期 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-30 2025-12 第3四半期 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-07-31 2025-12 第2四半期 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-04-25 2025-12 第1四半期 2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-03-27 2024-12 期末 有価証券報告書-第150期(2024/01/01-2024/12/31)
短信
2025-02-13 2024-12 通期 2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)