ナカバヤシ株式会社は、祖業の製本技術を礎に「生命関連産業」のリーディングカンパニーを目指す企業グループです。
- 事業内容: 事務用品・紙製品の製造販売から、BPO(業務委託)サービス、図書館運営受託、さらにはバイオマス発電まで多角化を進めています。
- 主要製品・サービス:
- ビジネスプロセスソリューション(BPS): 図書製本、データプリントサービス、法人向け手帳、図書館業務受託。
- コンシューマーコミュニケーション(CC): アルバム、ノート、オフィス家具(カグクロ(株))、PC周辺機器、ぬいぐるみ((株)サンレモン)。
- 競合環境: 文具・事務用品分野ではコクヨやプラス、BPO分野ではTOPPANや大日本印刷、図書館受託では図書館流通センターなど、各領域で大手と競合しますが、製本・加工技術を軸とした一気通貫の提供力に強みがあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
2.8%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
6.9%
≧10%が優良
ROIC
3.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
286.8%
≧10%が優良
EPS成長率
127.3%
≧10%が優良
3行解説
- 大幅増益の達成: 売上高は627.67億円(前期比2.8%増)に対し、営業利益が17.87億円(前期比286.4%増)と、収益性が劇的に改善しました。
- M&Aシナジーの顕在化: (株)ミヨシやリーマン(株)などの吸収合併によるCC事業の構造改革が進み、セグメント利益が約4.9倍と大きく伸長しました。
- バリュエーションの割安感: PBR 0.49倍と極めて低い水準にあり、中期経営計画「Go on 5ing」でPBR 1倍超に向けた資本効率の向上を掲げています。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.5億円 / 予想: 25.4億円
+484.2%
売上高
実績: 142.3億円 / 予想: 635.0億円
+1.0%
2Q
営業利益
実績: 10.2億円 / 予想: 25.4億円
+127.5%
売上高
実績: 282.2億円 / 予想: 635.0億円
-3.2%
3Q
営業利益
実績: 16.4億円 / 予想: 25.4億円
+78.6%
売上高
実績: 444.0億円 / 予想: 635.0億円
-3.6%
通期
営業利益
実績: 28.8億円 / 予想: 未開示
+60.9%
売上高
実績: 616.0億円 / 予想: 未開示
-1.9%
3行解説
- 2026年3月期の売上高は前年同期比1.9%減となったものの、価格改定や製造原価の低減が奏功し、営業利益は同60.9%増の28.7億円と大幅な増益を達成。
- 特別利益(約4.2億円)を計上した一方、エネルギー事業における木質バイオマス発電設備等の減損損失14.4億円を含む計14.5億円の特別損失を計上し、純利益は同3.0%減の19.3億円に。
- 2027年3月期は、中期経営計画「Go on 5ing」の3年目としてDX推進と収益力強化を継続し、売上高7.1%増、営業利益14.8%増の増収増益を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | +60.9% | +1.0% | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | +78.6% | -2.3% | -4.2% | +4.4% | -1.9% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +127.5% | -0.6% | -4.6% | -4.1% | -1.6% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +484.2% | -1.8% | +3.9% | +6.1% | +2.2% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +286.8% | -1.1% | -4.9% | -7.4% | -7.9% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +2.4% | +0.3% | +4.7% | +2.5% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)