内田洋行は、民間企業および官公庁・教育機関を対象に、「情報(ICT)」と「環境(空間デザイン・什器)」を統合したソリューションを提供する企業です。単なる事務機器の卸売ではなく、働く場(オフィス)や学ぶ場(教室)という物理的な空間設計と、そこで稼働する基幹システムやネットワークインフラを一体として構築・保守するビジネスモデルに特徴があります。収益構造は、ICT機器・ソフトウェアの販売、オフィス家具の製造・販売、およびシステムの運用・保守サービスから成ります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-07 期末、2025-10-10 提出)収益性
営業利益率
3.6%
≧10%が優良
ROA
7.5%
≧5%が優良
ROE
14.5%
≧10%が優良
ROIC
11.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
21.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
30.3%
≧10%が優良
EPS成長率
40.3%
≧10%が優良
3行解説
- 「ICT」と「環境構築」を融合させ、オフィスや教育現場の空間設計からシステム構築までを一貫して手掛ける独自のポジショニングを確立している。
- GIGAスクール構想(NEXT GIGA)や自治体のシステム標準化といった公共部門の特需、および民間企業のハイブリッドワーク対応という社会構造の変化を成長の追い風としている。
- ハードウェアの売り切りモデルから、グループ共通の販売管理システム構築や子会社の完全子会社化を通じて、運用の継続的な受託による高付加価値・ストック型ビジネスへの転換を推進中である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-07 第2四半期 、2026-03-04 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 30.1億円 / 予想: 154.0億円
+95.7%
売上高
実績: 801.2億円 / 予想: 4180.0億円
+52.4%
2Q
営業利益
実績: 54.8億円 / 予想: 154.0億円
+51.5%
売上高
実績: 1740.8億円 / 予想: 4180.0億円
+42.9%
3行解説
- GIGAスクール特需で過去最高業績: 1人1台端末の更新需要が本格化し、売上高は前年同期比42.9%増の1,740.8億円、営業利益は51.5%増の54.8億円と、中間期として過去最高を記録。
- 実質10%の増配を発表: 好調な業績を背景に、通期配当予想を実質300円から330円(分割考慮前)へ上方修正。1株につき5株の株式分割も実施済みで、株主還元への積極姿勢が鮮明。
- 第3四半期に需要のピークを示唆: 公共関連事業の売上が倍増(111.1%増)する中、会社側は需要のピークを「第3四半期(2026年1月〜3月)」と予測しており、さらなる上振れ期待が持てる内容。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-04 | 2026年7月期 第2四半期 | +51.5% | +0.0% | +4.3% | +1.8% | — |
| 2025-12-03 | 2026年7月期 第1四半期 | +95.7% | -2.2% | -10.9% | -9.0% | -87.0% |
| 2025-09-02 | 2025年7月期 通期 | +30.3% | -0.2% | +3.8% | +3.5% | -12.5% |
| 2025-06-02 | 2025年7月期 第3四半期 | +25.9% | +0.4% | +6.7% | +8.4% | +10.8% |
| 2025-03-04 | 2025年7月期 第2四半期 | +21.1% | -1.0% | +15.5% | +13.1% | +14.3% |
有価証券報告書
2025-10-10 有価証券報告書-第87期(2024/07/21-2025/07/20)