神鋼商事株式会社は、株式会社神戸製鋼所を主要株主(議決権所有割合35.9%)とする神戸製鋼グループの中核商社です。事業は「鉄鋼」「アルミ・銅」「原料」「機械」「溶接」の5つのユニットで構成されており、国内および海外においてこれらの商品の売買、製造、情報サービスの提供、事業投資などを多角的に展開しています。主要顧客は神戸製鋼所(仕入高の38.9%を占める)を中心とした自動車、建設、電機業界等多岐にわたります。競合他社は他の鉄鋼系商社や総合商社などです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
2.1%
≧10%が優良
ROA
3.4%
≧5%が優良
ROE
9.5%
≧10%が優良
ROIC
5.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-0.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-6.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は6,171億円(前年比4.4%増)と伸長したものの、海外出資先での貸倒引当金計上や鉄鋼ユニットの減益により、経常利益は117億円(同8.2%減)の減益となった。
- アルミ・銅ユニットが空調用銅管や自動車向け部材の好調により利益を約2倍に伸ばしたが、原料ユニットが貸倒損失等の影響で88.5%の大幅減益となり、足かせとなった。
- 自己資本比率は23.6%に向上し、2025年4月の1対3の株式分割と、連結配当性向30%以上の維持を表明するなど、株主還元と資本効率改善に注力している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 22.2億円 / 予想: 119.0億円
-39.7%
売上高
実績: 1476.8億円 / 予想: 6370.0億円
-3.1%
2Q
営業利益
実績: 52.7億円 / 予想: 119.0億円
-24.9%
売上高
実績: 2927.5億円 / 予想: 6370.0億円
-4.5%
3Q
営業利益
実績: 86.1億円 / 予想: 119.0億円
-17.6%
売上高
実績: 4456.8億円 / 予想: 6370.0億円
-4.2%
3行解説
- 減収減益の着地: 主力である鉄鋼・非鉄分野での自動車・建築向け需要減退や鋼材価格下落が響き、売上高4.2%減、営業利益17.6%減と苦戦。
- 機械ユニットの躍進: 全体的に低調な中で、機械ユニットは電池材料や脱炭素関連機器の好調により利益が前年同期比78.7%増と突出した成長を記録。
- 原料ユニットの赤字転落: 粗鋼生産の低迷や海外投資先での操業不調が重なり、前年同期の13.5億円の黒字から1.3億円の損失へと急悪化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -17.6% | +2.1% | -3.1% | -8.2% | -11.4% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | -24.9% | +0.2% | -1.6% | +2.3% | +5.1% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -39.7% | -1.1% | -3.5% | +3.5% | -4.5% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | -0.5% | +2.3% | +0.7% | +0.1% | +1.3% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | +12.6% | -0.9% | -0.3% | +0.7% | -57.9% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第107期(2024/04/01-2025/03/31)