SRSホールディングス株式会社は、「和食さと」を筆頭に「にぎり長次郎」「家族亭」などを展開する和食レストランチェーンの最大手の一角です。直近では東北地方を基盤とする「うまい鮨勘」運営の株式会社アミノを連結子会社化し、寿司業態の強化とエリア拡大を加速させています。競合環境は、他の外食大手のみならず、中食(惣菜・コンビニ)との競争も激化しており、付加価値の高い商品提供と店舗DXによる生産性向上が急務となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
4.0%
≧10%が優良
ROA
6.6%
≧5%が優良
ROE
5.6%
≧10%が優良
ROIC
4.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-48.5%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高・営業利益は人流回復と既存店改善で二桁成長を記録したが、子会社NISののれん減損により純利益は48.5%減の9.25億円に留まった。
- 2030年度に売上高1,150億円を目指す新中期計画を策定し、株式会社アミノの大型買収(取得価額64.99億円)により寿司業態を成長の柱に据えた。
- 積極的なM&A資金を社債や借入金で調達した結果、自己資本比率は35.90%(前年比8.14ポイント減)に低下しており、投資回収の成否が今後の焦点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-10 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.8億円 / 予想: 30.0億円
-7.1%
売上高
実績: 178.7億円 / 予想: 760.0億円
+18.6%
2Q
営業利益
実績: 16.1億円 / 予想: 30.0億円
+1.0%
売上高
実績: 372.1億円 / 予想: 760.0億円
+18.2%
3Q
営業利益
実績: 22.2億円 / 予想: 30.0億円
+5.0%
売上高
実績: 566.6億円 / 予想: 760.0億円
+15.1%
3行解説
- 増収増益の堅調な着地: 売上高は前年同期比15.1%増の566.6億円、純利益は10.6%増の12.0億円と、既存店の伸長とM&A効果により着実な成長を達成。
- 戦略的M&Aによる業態拡大: 山陰地方で「回転すし北海道」等を展開する「すし弁慶」を子会社化し、注力するグルメ寿司カテゴリーの基盤を強化。
- コスト増を増収で吸収: 米価や原材料、人件費の上昇という厳しい外部環境下、客単価の上昇とDX推進による効率化で利益成長を確保した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +5.0% | -1.8% | -0.4% | +1.6% | — |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +1.0% | -0.5% | +0.5% | +1.0% | -0.6% |
| 2025-08-04 | 2026年3月期 第1四半期 | -7.1% | -1.2% | -3.5% | -4.6% | -13.4% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +24.2% | -1.1% | +0.4% | -1.0% | -0.5% |
| 2025-02-04 | 2025年3月期 第3四半期 | +33.5% | -1.6% | +5.6% | +5.2% | +6.1% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第57期(2024/04/01-2025/03/31)