株式会社千葉興業銀行は、千葉県を主要な営業基盤とする地方銀行です。預金・貸出業務を中心とした「銀行業」を中核とし、連結子会社を通じて「リース業」、コンピュータシステムの開発・販売等を行う「その他」の事業を展開しています。2024年7月には、経営資源の集中を目的に、信用保証・クレジットカード業を担っていた「ちば興銀カードサービス株式会社」の全株式を譲渡(全国保証株式会社へ)し、連結範囲から除外しました。地域密着型の営業を強みとし、中小企業や個人客へのコンサルティング機能の強化に注力しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
18.8%
≧10%が優良
ROA
0.3%
≧5%が優良
ROE
4.1%
≧10%が優良
ROIC
4.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.2%
≧10%が優良
EPS成長率
3.4%
≧10%が優良
3行解説
- 連結経常利益は106.82億円(前期比4.2%増)と微増を確保し、政策保有株式の縮減や優先株式の取得・消却など資本効率の改善を強力に推進している。
- 非中核事業であるカードサービス子会社を売却し、新たに投資専門子会社を設立するなど、コンサルティングと投資業務へのシフトによる構造改革を鮮明にしている。
- 自己資本比率(国内基準)は9.19%と健全性を維持する一方、ROEは4.23%と低空飛行が続いており、新中期経営計画での収益性向上が急務となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 13:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 38.6億円 / 予想: 108.0億円
+36.2%
売上高
実績: 158.2億円 / 予想: 未開示
+13.3%
2Q
営業利益
実績: 69.2億円 / 予想: 113.0億円
+16.0%
売上高
実績: 329.6億円 / 予想: 未開示
+15.7%
3Q
営業利益
実績: 106.5億円 / 予想: 123.0億円
+24.9%
売上高
実績: 497.6億円 / 予想: 未開示
+18.6%
通期
営業利益
実績: 127.1億円 / 予想: 未開示
+19.0%
売上高
実績: 688.7億円 / 予想: 未開示
+21.0%
3行解説
- 大幅な増益と計画超過: 貸出金利息等の増加により、経常利益は前期比18.9%増の127.11億円となり、2月に公表した上方修正予想(123億円)をさらに上回る好決算を達成。
- 次期の大幅増配予告: 2027年3月期の年間配当を前期実績(10円)から2倍となる「20円」へと大幅増配する方針を示し、株主還元の姿勢を鮮明化。
- 千葉銀行との経営統合に向けた進展: 2027年4月の「株式会社ちばフィナンシャルグループ」設立に向け、優先株式の取得・消却による資本構成の整理と、経営統合契約の締結を完了。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +19.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +24.9% | +2.9% | +4.8% | -5.8% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +16.0% | -0.8% | -5.7% | +2.2% | +8.0% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | +36.2% | -2.9% | -5.1% | -2.0% | -3.5% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +4.2% | -3.9% | -8.5% | -8.3% | +18.3% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +1.3% | +2.7% | +3.8% | -4.3% | -16.6% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第103期(2024/04/01-2025/03/31)