株式会社FJネクストホールディングスは、首都圏において「ガーラマンションシリーズ」を展開する資産運用型マンションの開発・販売・管理を主力とする企業です。単身者向けの資産運用型を中心に、ファミリー層向けの「ガーラ・レジデンス」も提供しています。主な顧客は個人投資家や居住用購入者であり、近年は中古マンションの売買仲介・買取再販事業を急速に拡大させています。競合他社が新築マンションの価格高騰で供給を絞る中、安定したブランド力と管理戸数(19,470戸)を武器に、首都圏の単身者向け市場で高いシェアを維持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
8.4%
≧10%が優良
ROA
9.5%
≧5%が優良
ROE
9.2%
≧10%が優良
ROIC
7.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
0.6%
≧10%が優良
EPS成長率
0.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は中古マンション販売の好調により1,124億円(前年比12.0%増)と過去最高を更新したが、利益面は原材料・用地費高騰により微増に留まった。
- 用地取得を積極的に進めた結果、棚卸資産が約597億円(前年比約191億円増)と急増し、営業キャッシュ・フローは138億円の赤字に転落した。
- 配当は54円(特別・記念配当含む)へ増配し累進配当を継続するが、売上高経常利益率は8.4%と目標の10%を割り込み、収益性の低下が懸念材料である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 30.2億円 / 予想: 96.0億円
+136.5%
売上高
実績: 314.9億円 / 予想: 1250.0億円
+31.8%
2Q
営業利益
実績: 54.2億円 / 予想: 96.0億円
+31.7%
売上高
実績: 634.0億円 / 予想: 1250.0億円
+18.3%
3Q
営業利益
実績: 75.2億円 / 予想: 135.0億円
+30.4%
売上高
実績: 916.2億円 / 予想: 1390.0億円
+17.2%
3行解説
- 中古マンション事業が牽引する大幅な増収増益: 中古マンションの販売戸数増と価格上昇を背景に、売上高は前年同期比17.2%増、営業利益は30.4%増と極めて好調に推移。
- 強気の上方修正と増配の発表: 2026年2月3日に通期予想を上方修正し、営業利益を135億円(前期比42.3%増)へ。配当も年間62円(前年比8円増)へ増配し、株主還元姿勢を強化。
- 新築から中古への機敏なシフト: 供給減・価格高騰が続く首都圏新築市場の停滞に対し、活況な中古市場への適応が奏功。セグメント利益は不動産開発事業が28.3%増と成長の柱。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | +30.4% | -0.9% | +2.7% | +5.4% | -5.5% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | +31.7% | -5.1% | -7.6% | -8.9% | -11.1% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | +136.5% | +5.7% | +9.5% | +21.8% | +25.2% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +0.6% | -2.1% | -2.7% | -4.6% | -4.2% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +5.7% | -0.4% | +3.0% | +5.6% | +7.1% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第45期(2024/04/01-2025/03/31)