東急株式会社は、東京都西南部から神奈川県に広がる鉄軌道事業を基盤とし、不動産、生活サービス(百貨店・スーパー)、ホテル・リゾート事業を多角的に展開する東急グループの中核企業です。東急線沿線の価値向上を軸とした「まちづくり」をビジネスモデルの核としています。
- 主要製品・サービス: 鉄軌道(東横線・田園都市線等)、不動産賃貸(渋谷ヒカリエ等)、不動産販売、百貨店・スーパー、ホテル(東急ホテルズ等)。
- 主要顧客: 沿線住民、オフィス賃借企業、国内外の観光客。
- 競合環境: 鉄道事業ではJR東日本や小田急、京王等と競合。不動産・商業・ホテル事業では三菱地所、三井不動産、セブン&アイ等の大手他門、ホテルチェーンと激しく競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
9.8%
≧10%が優良
ROA
3.9%
≧5%が優良
ROE
9.4%
≧10%が優良
ROIC
3.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
9.0%
≧10%が優良
EPS成長率
27.0%
≧10%が優良
3行解説
- ホテル・リゾート事業のV字回復(利益200.5%増)と生活サービス事業の改善により、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高の796億円を記録。
- 新中期経営計画の初年度として、ROE 9.8%と目標を達成しつつ、3か年で5,200億円の成長投資(渋谷再開発・海外事業)と株主還元の強化を両立。
- 営業キャッシュ・フローが1,551億円と純利益を大幅に上回り、かつ、自己株式取得100億円や増配(次期28円予想)を決定するなど、極めて強い還元姿勢と資金創出力を示した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 323.1億円 / 予想: 1000.0億円
-18.4%
売上高
実績: 2613.6億円 / 予想: 1.1兆円
-4.3%
2Q
営業利益
実績: 588.8億円 / 予想: 1040.0億円
-9.9%
売上高
実績: 5189.9億円 / 予想: 1.1兆円
-1.2%
3Q
営業利益
実績: 882.2億円 / 予想: 1060.0億円
-5.8%
売上高
実績: 7846.1億円 / 予想: 1.1兆円
-0.1%
通期
営業利益
実績: 1031.9億円 / 予想: 未開示
-0.3%
売上高
実績: 1.1兆円 / 予想: 未開示
+3.0%
3行解説
- 営業収益は1兆861億円(前年同期比3.0%増)と増収を確保し、交通およびホテル・リゾート事業の回復が顕著となった。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は、東急リアル・エステート投資法人の連結化に伴う負ののれん発生益等により870億円(同9.3%増)を達成。
- 株主還元の強化として、年間配当を前期の24円から30円に増配し、さらに200億円を上限とする自己株式取得を決定した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -0.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -5.8% | -0.7% | +8.5% | +6.5% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | -9.9% | -0.3% | +0.0% | -0.3% | -4.7% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -18.4% | +0.5% | +3.2% | +3.4% | -6.9% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +9.0% | -0.6% | -1.5% | -1.9% | -6.7% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | +35.1% | -0.8% | -3.1% | +1.1% | +11.8% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第156期(2024/04/01-2025/03/31)