ホーム / 山九

山九

+ マイ銘柄
9065 プライム

山九株式会社は、港湾運送・陸上運送・倉庫などの「物流事業」と、プラントの設計・据付・メンテナンスを行う「機工事業」を両輪とする総合物流企業です。同社の最大の特徴は、物流と機工を組み合わせた独自のビジネスモデルにあり、原材料の調達から製品出荷、工場の建設・保全までを一貫して請け負うことができます。主要顧客は日本製鉄株式会社(連結売上高の14.3%を占める)であり、鉄鋼、化学、電力などの重厚長大産業に強固な顧客基盤を持っています。競合他社には、物流部門では日本通運、機工部門では日揮ホールディングスや千代田化工建設などが挙げられますが、両機能を高いレベルで併せ持つ点に優位性があります。

市場ポジション

プライム市場 / 陸運業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)

収益性

営業利益率

7.2%

≧10%が優良

ROA

8.4%

≧5%が優良

ROE

10.6%

≧10%が優良

ROIC

7.9%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

7.7%

≧10%が優良

営業利益成長率

24.8%

≧10%が優良

EPS成長率

33.2%

≧10%が優良

3行解説

  • 機工事業が米国EV工場建設や国内大型定期修理(SDM)の増加により牽引し、売上高は前期比7.7%増の6,067億円、親会社株主に帰属する当期純利益は26.1%増の307億円と過去最高水準。
  • 中期経営計画2026を上方修正し、4年間の総還元性向を70%から100%水準へ、自己株取得枠を400億円から700億円に引き上げるなど、極めて積極的な株主還元姿勢を表明。
  • ROEは10.7%(前期8.8%)へ改善し、営業キャッシュ・フロー(435億円)が純利益(311億円)を上回る質の高い収益構造を維持。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
+9.9%
売上高
+7.6%
2Q
営業利益
+2.6%
売上高
+5.5%
3Q
営業利益
-2.5%
売上高
+3.7%
通期
営業利益
-1.6%
売上高
+4.1%

3行解説

  • 2026年3月期は国内の設備投資需要により売上高が4.1%増の6,315億円と伸長した一方、コスト増により営業利益は1.6%減の432億円と増収減益で着地。
  • 政策保有株式の縮減により純利益は増益を確保し、配当は当初予想から10円増配の年間246円を決定。次期も実質増配の264円(分割前換算)を計画。
  • 1対5の株式分割と、発行済株式の約10%に相当する最大200億円の自己株式取得を同時発表。利益成長の鈍化を強力な株主還元策で補完する姿勢が鮮明。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-14 2026年3月期 通期 -1.6%
2026-01-30 2026年3月期 第3四半期 -2.5% +1.0% -0.6% -0.3% -2.3%
2025-10-31 2026年3月期 第2四半期 +2.6% -0.5% +7.8% +6.1% +4.6%
2025-07-31 2026年3月期 第1四半期 +9.9% -1.1% -4.4% -12.7% -16.4%
2025-05-12 2025年3月期 通期 +24.8% -0.1% +4.5% +11.7% +22.1%
2025-01-31 2025年3月期 第3四半期 +21.6% -0.5% +7.9% +9.2% +14.9%