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9708 スタンダード

株式会社帝国ホテルは、日本を代表する高級ホテル「帝国ホテル」を運営する名門企業です。事業は、宿泊、料飲、宴会、外販、およびホテル内店舗の賃貸を行う「ホテル事業」と、賃貸マンション等の運営を行う「不動産賃貸事業」の2セグメントで構成されています。主要顧客は国内外の富裕層や法人客、官公庁です。競合環境としては、近隣の外資系ラグジュアリーホテル(パレスホテル東京、アマン東京等)との激しいシェア・単価競争に晒されています。筆頭株主は三井不動産(33.22%保有)であり、同社との共同事業として東京本社の建て替え計画を推進中です。

市場ポジション

スタンダード市場 / サービス業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)

収益性

営業利益率

3.0%

≧10%が優良

ROA

2.4%

≧5%が優良

ROE

5.8%

≧10%が優良

ROIC

3.5%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

-1.4%

≧10%が優良

営業利益成長率

-44.0%

≧10%が優良

EPS成長率

-23.4%

≧10%が優良

3行解説

  1. インバウンド需要を背景に東京本社の客室単価(ADR)が6.6万円(前期比5.5%増)と上昇したが、タワー館の営業縮小により営業利益は15.9億円(同44.0%減)と大幅減益。
  2. 総事業費2,000億〜2,500億円規模の東京本社建て替え(2025年〜2036年)と、2026年春の「帝国ホテル 京都」開業という巨額投資フェーズに突入。
  3. 自己資本比率65.7%と財務基盤は極めて堅牢だが、流通株式比率(25.89%)が上場維持基準(25%以上)に近接しており、需給面でのリスクを抱える。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-30 14:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+21.1%
売上高
+1.9%
2Q
営業利益
+343.1%
売上高
+2.8%
3Q
営業利益
+62.7%
売上高
+6.6%

3行解説

  • 本業の収益性が急改善: 第3四半期(累計)の営業利益は25.6億円(前年同期比62.7%増)と大幅増益。ホテル事業の単価上昇やDX推進による効率化が結実。
  • 通期利益計画を「超過」する着地: 第3四半期時点で営業利益・経常利益ともに通期計画(営業利益16億円)を既に大きく上回る変則的な進捗。
  • 戦略的投資フェーズへの移行: 2026年3月の「帝国ホテル 京都」開業および東京本館建て替えに伴う先行費用をQ4に織り込んだ「攻めの修正」が鮮明。

書類一覧

ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信 2026-01-30 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信 2025-10-31 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信 2025-07-28 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報 2025-06-20 2025-03 期末 有価証券報告書-第184期(2024/04/01-2025/03/31)
短信 2025-05-13 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)
短信 2025-01-28 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)