株式会社学究社は、中学・高校・大学受験を対象とした進学塾「ena」を主力ブランドとして展開する教育サービス企業です。東京都内の公立中高一貫校受検および都立高校入試において圧倒的な合格実績(都立中合格占有率64%等)を持つことを強みとしています。
- 事業内容: 教育事業(進学塾、オンライン教育)、不動産事業(賃貸)、その他(受験情報配信サービス等)。
- 主要顧客: 首都圏および海外(北米・欧州)の小中高生。
- 競合環境: 少子化の影響で市場が縮小する中、東京都による私立高校授業料の実質無償化拡大により、強みである都立志望層の減少という新たな環境変化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
19.7%
≧10%が優良
ROA
22.7%
≧5%が優良
ROE
26.9%
≧10%が優良
ROIC
20.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2.7%
≧10%が優良
EPS成長率
2.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は132.9億円(前期比0.7%増)と過去最高を更新したが、積極的な採用や拠点の改装費用、私立対策のコンテンツ開発費が嵩み、営業利益は26.2億円(同2.7%減)の減益。
- 「都立のena」から「私立も都立も合格するena」への戦略転換を断行し、2028年3月期までに千葉・埼玉県へ計50校の新規出校を目指すドミナント戦略を加速。
- ROE 27.0%、自己資本比率60.3%と極めて高い収益性と財務健全性を維持しており、配当性向55.7%(1株90円)という積極的な株主還元姿勢が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 29.4億円
—
売上高
実績: 24.4億円 / 予想: 139.6億円
-3.4%
2Q
営業利益
実績: 14.5億円 / 予想: 29.4億円
+6.1%
売上高
実績: 65.6億円 / 予想: 139.6億円
-1.6%
3Q
営業利益
実績: 24.3億円 / 予想: 29.4億円
+3.7%
売上高
実績: 101.0億円 / 予想: 139.6億円
-2.3%
3行解説
- 収益構造の変革: 都立校志望者の減少で売上高は前年同期比2.3%減となるも、高単価な宿泊合宿の拡充と経営効率化により、営業利益は3.7%増と増益を確保。
- 利益進捗の好調: 通期計画に対し営業利益・経常利益ともに80%を超える高い進捗率を記録しており、通期目標の達成確度は極めて高い。
- 一時的要因による最終減益: 前年同期に計上した持分法適用関連会社(市進ホールディングス)の株式売却益の剥落により、親会社株主純利益は4.0%減となったが、本業の稼ぐ力は向上。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +3.7% | +1.7% | +0.6% | +2.9% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +6.1% | +0.2% | +1.5% | +2.6% | -1.0% |
| 2025-08-13 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -0.2% | -2.8% | -5.3% | -5.4% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | -2.7% | +0.4% | +2.5% | +3.6% | +5.1% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | -6.4% | +2.9% | +1.6% | +6.0% | +15.2% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)