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トラスコ中山

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9830 プライム

トラスコ中山株式会社は、製造現場や建設現場で必要とされる工具、消耗品などの「プロツール(工場用副資材)」を専門に扱う卸売企業です。約62万アイテムに及ぶ膨大な在庫を自社保有する「持つ経営」を強みとし、即納体制を実現する高度な物流網(全国28か所の物流センター)を展開しています。主要顧客は機械工具販売店やホームセンター、大手ネット通販企業など多岐にわたります。競合他社が在庫を持たない「ドロップシッピング」へシフトする中、圧倒的な在庫量とデジタル(AI見積、EC連携)を融合させた独自のプラットフォーム戦略で差別化を図っています。

市場ポジション

プライム市場 / 卸売業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-18 提出)

収益性

営業利益率

7.1%

≧10%が優良

ROA

7.9%

≧5%が優良

ROE

8.8%

≧10%が優良

ROIC

6.0%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

8.5%

≧10%が優良

営業利益成長率

14.2%

≧10%が優良

EPS成長率

-1.3%

≧10%が優良

3行解説

  • 売上高は前期比8.5%増の3,200億円と過去最高を更新。特にeビジネスルートが12.9%増と成長を牽引している。
  • 積極的な物流投資と在庫拡充(前期比127億円増)により、自己資本比率は60.4%へ低下。営業CFは在庫増加により純利益を下回る水準で推移。
  • 次期(第64期)は売上成長を継続するものの、新物流センター稼働に伴う償却費や運賃増により、実質的な増収減益を見込む慎重な通期予想。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-30 13:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+2.7%
売上高
+9.8%

3行解説

  • 2026年12月期第1四半期(Q1)は、売上高が前年同期比9.8%増の869億61百万円と好調に推移し、通期計画の成長率(6.5%増)を上回るペースで着地した。
  • 新基幹システム「パラダイス4」の稼働に伴う減価償却費や支払手数料、および賃上げによる人件費の増加(販管費9.2%増)があったものの、増収効果で補い各段階利益で増益を確保した。
  • セグメント別では「eビジネスルート」が前年同期比18.7%増と成長を牽引する一方、「ホームセンタールート」が営業赤字に転じるなど、販路による明暗が分かれた。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-04-30 2026年12月期 第1四半期 +2.7% -5.3% -4.5%
2026-02-13 2025年12月期 通期 +14.2% -9.3% -8.0% -7.5%
2025-10-31 2025年12月期 第3四半期 +20.2% -0.7% -1.3% -3.6% -4.3%
2025-08-12 2025年12月期 第2四半期 +20.0% +1.1% -1.6% +0.8% -1.8%
2025-04-30 2025年12月期 第1四半期 +16.9% +7.4% -4.1% -1.7% -2.9%
2025-02-13 2024年12月期 通期 +7.9% +1.0% -2.2% +1.1% +0.8%