株式会社文教堂グループホールディングスは、書籍、雑誌、文具、知育玩具、および複合メディア商品(CD・DVD・ゲーム等)の小売販売を主軸とする企業です。主要な事業会社である「株式会社文教堂」を中心に、直営店舗およびフランチャイズ展開を行っています。近年では教育プラットフォーム事業(プログラミング教室「HALLO」等)にも参入しています。競合環境としては、出版市場のデジタル化(電子書籍)の進展、ECサイト(Amazon等)の台頭、さらには少子高齢化に伴う市場縮小により、極めて厳しい状況にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-26 提出)収益性
営業利益率
-0.6%
≧10%が優良
ROA
-0.9%
≧5%が優良
ROE
-12.6%
≧10%が優良
ROIC
-1.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-381.9%
≧10%が優良
EPS成長率
-471.9%
≧10%が優良
3行解説
- 不採算店舗の閉店や猛暑による客数減少により、売上高は前期比3.1%減の144.56億円となり、営業・経常損益ともに赤字に転落。
- 事業再生ADR手続の計画期間が2025年8月に終了するが、次期の中期計画や借入金返済、資金調達の合意に達しておらず「継続企業の前提に関する注記」を記載。
- 15店舗での減損損失(0.55億円)の計上により、親会社株主に帰属する当期純損失は1.54億円と大幅な赤字を記録。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 0.4億円
-7.3%
売上高
実績: 34.4億円 / 予想: 140.0億円
-0.3%
2Q
営業利益
実績: 0.4億円 / 予想: 0.4億円
-24.5%
売上高
実績: 74.0億円 / 予想: 140.0億円
-0.4%
3行解説
- 利益面の急減速と営業利益の通期計画到達: 売上高は前年同期比0.4%減の74.0億円と微減ながら、経常利益は76.1%減の800万円、中間純利益は93.7%減の100万円と大幅に落ち込んだ。一方で、営業利益は通期計画の4,000万円に中間期で既に到達している。
- 不採算店舗の整理と新業態の拡大: 採算重視の姿勢を鮮明にし、宮の森店や星ヶ丘店など計6店舗を閉鎖。一方で、トレーディングカード専門店(計7店舗)や「ガシャポンのデパート」など、粗利貢献の高い商材の導入を進め、文具・雑貨部門は42ヶ月連続で既存店売上を超過している。
- 「継続企業の前提」に関する不確実性の継続: 事業再生ADR手続後の3カ年中期計画(2026年8月期〜)に向けた施策を進めるものの、前連結会計年度での純損失計上や金融機関との長期的な合意が得られていないことから、資金繰り上の懸念(重要事象)が継続している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年8月期 第2四半期 | -24.5% | +1.2% | -3.4% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | -7.3% | -1.3% | +0.3% | -2.1% | -4.3% |
| 2025-10-15 | 2025年8月期 通期 | — | +6.3% | -10.1% | -11.1% | -11.5% |
| 2025-07-15 | 2025年8月期 第3四半期 | -60.2% | -5.3% | -3.9% | -13.5% | -15.7% |
| 2025-04-11 | 2025年8月期 第2四半期 | -6.5% | +2.9% | +3.5% | -8.0% | -1.2% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | +15.9% | +22.6% | +0.0% | +17.2% | +29.7% |
有価証券報告書
2025-11-26 有価証券報告書-第75期(2024/09/01-2025/08/31)