株式会社ヤマウラは、長野県駒ヶ根市に本社を置く総合建設企業です。主力の「建設事業」では民間工場・店舗、公共施設、マンション(自社ブランド「ブレインマンション」)の建築・土木工事を、「エンジニアリング事業」では受配電盤や制御システムの製造・据付、小水力発電設備等の提供を行っています。また、「開発事業等」として不動産売買・賃貸や再生エネルギー事業も展開しています。地域密着型の経営を基盤としつつ、首都圏での不動産展開や独自の建築・工法技術による差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
10.9%
≧10%が優良
ROA
12.4%
≧5%が優良
ROE
13.7%
≧10%が優良
ROIC
12.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-5.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-10.1%
≧10%が優良
EPS成長率
0.9%
≧10%が優良
3行解説
- 収益性と財務の安定性: 売上高は減収ながら、建設事業の採算改善により親会社株主に帰属する当期純利益は30.0億円(前年同期比0.9%増)と微増を確保。自己資本比率は75.5%と極めて高く、ROEも13.7%と高水準を維持している。
- 事業別の明暗: 建設事業が営業利益43.6億円(前年同期比22.8%増)と力強く牽引する一方、開発事業等は不動産販売の抑制等により営業利益2.3億円(同46.7%減)と大きく落ち込んだ。
- キャッシュフローの懸念: 営業活動によるキャッシュフローが0.8億円(前年同期は48.9億円)へと急減しており、利益計上と現金回収のタイミングのズレ、および法人税等の支払がキャッシュを圧迫している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:20 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 8.3億円 / 予想: 41.8億円
-5.4%
売上高
実績: 84.3億円 / 予想: 386.6億円
+18.6%
2Q
営業利益
実績: 20.4億円 / 予想: 41.8億円
+28.9%
売上高
実績: 191.6億円 / 予想: 386.6億円
+29.1%
3Q
営業利益
実績: 34.4億円 / 予想: 42.6億円
+18.2%
売上高
実績: 299.7億円 / 予想: 405.6億円
+19.4%
通期
営業利益
実績: 42.6億円 / 予想: 未開示
+9.5%
売上高
実績: 405.3億円 / 予想: 未開示
+13.8%
3行解説
- 2026年3月期は主力の建築事業が牽引し、売上高405.26億円(前期比13.8%増)、経常利益45.66億円(同15.1%増)と増収増益で着地。
- 次期(2027年3月期)は、資材・労務費の高騰を織り込み、売上高は微増ながらも営業利益36.94億円(同13.3%減)と慎重な減益予想を公表。
- 16億円を上限とする大規模な自己株式取得(発行済株式総数の5.28%)と、年間36円への増配予定という積極的な株主還元姿勢を鮮明にした。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +9.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | +18.2% | -0.8% | +3.7% | +9.5% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +28.9% | -0.9% | -0.4% | -4.5% | -6.0% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | -5.4% | -1.2% | -2.6% | -2.1% | -4.4% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -10.1% | -1.1% | +2.5% | -1.6% | +4.2% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -31.8% | +0.4% | +2.1% | -0.6% | +2.9% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第66期(2024/04/01-2025/03/31)