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矢作建設工業

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1870 プライム

矢作建設工業株式会社は、名古屋市を本拠とし、東海圏を基盤とする総合建設会社(ゼネコン)です。建築(物流施設・駅舎等)、土木(鉄道関連・独自の地山補強土工法)、不動産(マンション分譲・産業用地開発)の3事業を柱としています。主要株主かつ主要顧客に名古屋鉄道(売上比率7.0%)を持つほか、近年は野村不動産(同25.5%)向けの大規模物流施設建設が収益の大きな柱となっています。競合環境としては、東海地方の地場ゼネコンや中堅ゼネコンと競合しますが、鉄道近接工事や独自の耐震補強技術で差別化を図っています。

市場ポジション

プライム市場 / 建設業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)

収益性

営業利益率

6.2%

≧10%が優良

ROA

6.4%

≧5%が優良

ROE

8.3%

≧10%が優良

ROIC

5.6%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

17.4%

≧10%が優良

営業利益成長率

-9.0%

≧10%が優良

EPS成長率

-12.7%

≧10%が優良

3行解説

  1. 売上高は1,406億円(前年比17.4%増)と中期経営計画の目標を前倒しで達成したが、不動産事業の反動減や資材高の影響で純利益は56億円(12.7%減)の減益。
  2. 営業キャッシュ・フローが171億円の巨額マイナスに転じ、売上債権の急増(185億円増)に伴う資金繰り負担を短期借入金の増額(125億円増)で賄う状況にある。
  3. 2026年3月期より「DOE(自己資本配当率)5%以上」かつ「累進配当」を導入する極めて積極的な還元方針を打ち出し、株主重視の姿勢を鮮明にした。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 14:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+402.3%
売上高
+54.5%
2Q
営業利益
+521.2%
売上高
+52.6%
3Q
営業利益
+260.6%
売上高
+37.1%
通期
営業利益
+58.8%
売上高
+20.4%

3行解説

  • 2026年3月期は、建築事業での大型物件の進捗により売上高1,693億円、営業利益137億円と大幅な増収増益で着地。
  • 2027年3月期は、施工サイクルの端境期や不動産売却益の減少により、営業利益ベースで34.5%減の大幅な減益を予想。
  • 不動産分譲・管理事業の会社分割(譲渡)と、土木技術会社のM&Aを同時に発表し、経営資源の選択と集中を鮮明化。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-12 2026年3月期 通期 +58.8%
2026-02-09 2026年3月期 第3四半期 +260.6% -1.9% -0.5% -7.3% -13.8%
2025-11-06 2026年3月期 第2四半期 +521.2% -1.8% -6.4% +1.7% -0.3%
2025-08-06 2026年3月期 第1四半期 +402.3% +8.6% -0.6% +4.6% -1.6%
2025-05-07 2025年3月期 通期 -9.0% +11.9% +10.3% +14.8% +18.4%
2025-02-06 2025年3月期 第3四半期 -63.3% -1.0% -1.0% -12.9% -4.6%