高橋カーテンウォール工業(以下、当社)は、ビル外壁材であるプレキャストコンクリート(PC)カーテンウォールの最大手メーカーです。主要製品はオーダーメードのPCカーテンウォールおよび建築用PC部材で、設計・製造・施工を一貫して手がけています。また、ステンレスプール等の企画・施工を行う「アクア事業」も展開しています。 主要顧客は竹中工務店(売上比率22.4%)、鹿島建設、大成建設といった大手ゼネコンです。競合環境としては、ガラスカーテンウォールや押出成形版とのシェア争いがありますが、意匠性の高い「アーキテクチュラルコンクリート」や脱炭素製品で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
1.5%
≧10%が優良
ROA
0.9%
≧5%が優良
ROE
1.8%
≧10%が優良
ROIC
1.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-21.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-81.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-47.9%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年12月期はPC事業の苦戦により売上高73.38億円(前期比21.8%減)、経常利益1.86億円(同72.2%減)と大幅な減収減益。
- 受注面は好調で、受注高は91.82億円(同23.0%増)、受注残高も88.87億円(同26.2%増)と積み上がっており、次期以降の回復基調にある。
- 自己資本比率85.5%と財務基盤は極めて強固であり、配当性向83.9%や自社株買いの実施など株主還元姿勢も積極的。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-12 11:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.4億円 / 予想: 4.5億円
—
売上高
実績: 20.3億円 / 予想: 82.5億円
+10.2%
3行解説
- 黒字転換と利益の大幅進捗: 前年同期の営業損失5,700万円から3億4,000万円の黒字へ急回復し、通期営業利益計画に対する進捗率は第1四半期時点で75.6%に達しました。
- 主力事業の工場稼働率回復: 主力のPCカーテンウォール事業において、工場の稼働率が「昨年の最悪期を脱して向上」したことが、大幅な増益の主因となっています。
- 受注面での陰り: 業績は好調な一方で、当第1四半期の受注高は前年同期比19.5%減、受注残高も前期末比4.9%減となっており、先行きへの不透明感も示唆されています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年12月期 第1四半期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | -81.1% | -4.0% | +3.4% | +4.1% | — |
| 2025-11-10 | 2025年12月期 第3四半期 | — | +0.0% | -0.5% | -1.8% | +0.9% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | — | -1.6% | -4.4% | -2.4% | -6.6% |
| 2025-05-12 | 2025年12月期 第1四半期 | — | -0.3% | -1.2% | -4.2% | -5.1% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | +67.0% | +3.1% | -10.0% | -6.3% | -3.0% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第61期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-31 有価証券報告書-第60期(2024/01/01-2024/12/31)