岩塚製菓株式会社は、国内大手米菓メーカーであり、「田舎のおかき」「岩塚の黒豆せんべい」「味しらべ」などの有力ブランドを保有しています。
- 事業内容: 米菓(あられ・おかき・おせんべい等)の製造・販売を主軸とする単一セグメントです。
- 主要製品: 「TOP6+2」と定義する主力商品群(田舎のおかき、黒豆せんべい、味しらべ、THEひとつまみ、大袖振豆もち、ふわっと、きなこ餅、ぬれせんべい等)。
- 主要顧客: 丸紅株式会社(売上比率21.2%)、三菱食品株式会社(同19.1%)といった大手卸売業者への依存度が高い構造です。
- 競合環境: 廉価販売を行うディスカウントストアやドラッグストアの伸長により、激しい価格競争に晒されています。同社は「国産米100%使用」を掲げ、品質面での差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
3.3%
≧10%が優良
ROA
0.9%
≧5%が優良
ROE
4.4%
≧10%が優良
ROIC
0.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
35.1%
≧10%が優良
EPS成長率
59.5%
≧10%が優良
3行解説
- 本業の回復と増収増益: 22年ぶりのTVCM投入や価格改定が奏功し、売上高249.5億円(前期比13.4%増)、営業利益8.1億円(同35.1%増)と堅調に推移。
- 巨額の配当金収入: 営業利益を大幅に上回る28.1億円の受取配当金(主に中国・旺旺集団から)が計上され、経常利益39.6億円を確保する特異な収益構造。
- 深刻な原料米リスク: 原料米の価格高騰と供給不足を「かつてない厳しい環境」と強く警戒しており、今後のコスト増が最大の懸念点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.9億円 / 予想: 3.0億円
+4.6%
売上高
実績: 71.2億円 / 予想: 290.0億円
+19.4%
2Q
営業利益
実績: 1.6億円 / 予想: 3.0億円
-46.2%
売上高
実績: 135.8億円 / 予想: 290.0億円
+16.9%
3Q
営業利益
実績: 8.4億円 / 予想: 3.0億円
+25.2%
売上高
実績: 219.1億円 / 予想: 290.0億円
+17.0%
3行解説
- 本業の劇的な収益改善: 原料米高騰の中でも、価格改定と主力品への集中、生産効率向上により営業利益が前年同期比25.3%増の8.45億円と、通期計画(3億円)を大幅に超過。
- 投資有価証券配当の剥落が利益を圧迫: 営業外収益(主に中国・旺旺集団からの配当)が減少したことで、経常利益は前年同期比24.4%減の28.82億円となったが、依然として通期計画は130%超で突破。
- 保守的な計画継続への違和感: 3Q時点で各利益項目が通期予想を大きく上回っているにもかかわらず、業績予想を据え置いており、期末に向けた上方修正への期待が極めて強い内容。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-12 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-12 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-12 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-25 2025-03 期末 有価証券報告書-第72期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-14 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-12 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)