伊藤ハム米久ホールディングス株式会社は、加工食品と食肉の製造販売を主軸とする食品事業グループである。主要なビジネスモデルは、食肉(牛肉、豚肉、鶏肉など)の調達、加工、そしてハム、ソーセージ、調理加工食品といった食肉加工品の製造、さらにそれらの国内外への販売を一貫して行うバリューチェーンの構築である。国内には多数の子会社を抱え、海外ではニュージーランドのANZCO FOODS LTD.などを通じて国際的な調達・販売網を確立している。収益構造としては、連結売上高の約6割を食肉事業、約4割を加工食品事業が占めており、特に食肉事業がグループ全体の業績を牽引する傾向にある。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-03 期末、2026-06-17 提出)収益性
営業利益率
2.7%
≧10%が優良
ROA
5.7%
≧5%が優良
ROE
7.0%
≧10%が優良
ROIC
5.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
45.4%
≧10%が優良
EPS成長率
54.4%
≧10%が優良
3行解説
- 食肉および食肉加工品の製造販売を中核とし、国内外にわたる一貫したバリューチェーンを強みとする食品事業グループ。
- 原材料費高騰や市況変動、物流費上昇が構造的課題であり、DX、海外展開、未来の食開発で持続的成長を目指す。
- 経営陣は事業現場の深い理解を持ち、成長投資と株主還元のバランスを重視し、サステナビリティ課題にも積極的に対応する姿勢。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-01 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 91.1億円 / 予想: 265.0億円
+131.9%
売上高
実績: 2971.1億円 / 予想: 1.0兆円
+26.0%
2Q
営業利益
実績: 131.5億円 / 予想: 270.0億円
+49.3%
売上高
実績: 5423.6億円 / 予想: 1.1兆円
+10.5%
3Q
営業利益
実績: 217.9億円 / 予想: 275.0億円
+26.9%
売上高
実績: 8200.2億円 / 予想: 1.1兆円
+8.1%
通期
営業利益
実績: 284.6億円 / 予想: 未開示
+45.4%
売上高
実績: 1.1兆円 / 予想: 未開示
+8.4%
3行解説
・2026年3月期(2025年度)は、売上高が前期比8.4%増の1兆713億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同54.4%増の202億円と大幅な増収増益を達成。 ・海外子会社アンズコフーズ等の決算期変更に伴う15か月分の業績算入という特殊要因に加え、北米・欧州向け等の海外食肉事業の収益性改善が大きく寄与。 ・加工食品事業は原材料・物流費の高止まりや消費低迷による販売数量減で苦戦しており、食肉事業の好調がグループ全体の業績を牽引する構造。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-01 | 2026年3月期 通期 | +45.4% | -0.6% | -8.6% | -14.1% | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | +26.9% | +0.6% | -2.4% | +2.3% | -2.9% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | +49.3% | -0.4% | -1.1% | +0.7% | -1.3% |
| 2025-08-04 | 2026年3月期 第1四半期 | +131.9% | +6.9% | +5.7% | +9.6% | +2.0% |
| 2025-05-02 | 2025年3月期 通期 | -12.4% | +9.5% | +7.9% | +8.2% | +3.6% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -17.1% | -0.8% | -0.5% | +1.6% | +20.1% |
有価証券報告書
2026-06-17 有価証券報告書-第10期(2025/04/01-2026/03/31)
2025-06-24 有価証券報告書-第9期(2024/04/01-2025/03/31)