株式会社ツクルバは、ITを活用した中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を運営する企業です。物件情報の提供、売買仲介、リノベーション設計・施工、および自社企画商品の販売までをワンストップで提供する垂直統合型のビジネスモデルが特徴です。
- 主要サービス:リノベーション住宅専門メディア「cowcamo」、自社エージェントによる仲介、定額リノベーションパッケージ。
- 主要顧客:首都圏の一次取得層(実需層)が中心。会員数は55万人に達しています。
- 競合環境:従来の不動産仲介会社やポータルサイト運営者と競合しますが、独自メディアによる集客力とデザイン×テクノロジーによる一貫した顧客体験で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-07 期末、2025-10-29 提出)収益性
営業利益率
3.4%
≧10%が優良
ROA
5.3%
≧5%が優良
ROE
5.7%
≧10%が優良
ROIC
3.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
47.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
76.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-49.1%
≧10%が優良
3行解説
- 業績拡大とセグメント統合:売上高は前年同期比47.7%増の81.0億円と急成長し、不動産企画デザイン事業を譲渡して「cowcamo事業」単一セグメントへの集中を完了。
- キャッシュフローの悪化:自社企画商品の在庫確保を目的とした販売用不動産等の取得(約16.2億円増)により、営業CFは14.8億円の赤字へ転落。
- ガバナンスの再構築:元代表取締役のコンプライアンス問題発覚を受け、調査委員会の設置と再発防止策を策定。信頼回復が急務の局面。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-07 第2四半期 、2026-03-16 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.2億円 / 予想: 3.7億円
+300.0%
売上高
実績: 26.8億円 / 予想: 120.0億円
+74.1%
2Q
営業利益
実績: -0.0億円 / 予想: 3.7億円
—
売上高
実績: 52.4億円 / 予想: 120.0億円
+55.3%
3行解説
- 売上高は前年同期比55.3%増の52.41億円と急成長。首都圏の中古マンション市況の活況を背景に、主力サービス「カウカモ」の事業規模が大幅に拡大した。
- 利益面は先行投資の影響で赤字転落。棚卸資産の積極取得や販売管理費の増加により、営業利益は前年の5,800万円の黒字から200万円の損失へと着地した。
- 在庫(販売用不動産等)が約14.1億円増加し、後半の売上計上に向けた仕込みを加速。通期黒字化への自信を見せるが、下期への偏重が強まる決算内容となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | 2026年7月期 第2四半期 | — | +3.7% | +0.7% | — | — |
| 2025-12-12 | 2026年7月期 第1四半期 | +300.0% | -0.7% | -8.1% | -6.3% | -18.1% |
| 2025-09-12 | 2025年7月期 通期 | +76.8% | +0.4% | +0.3% | -13.0% | -26.7% |
| 2025-06-13 | 2025年7月期 第3四半期 | -14.4% | +3.2% | -18.5% | -22.3% | -30.6% |
| 2025-03-14 | 2025年7月期 第2四半期 | +56.8% | -3.8% | -10.5% | -2.0% | -3.5% |
有価証券報告書
2025-10-29 有価証券報告書-第14期(2024/08/01-2025/07/31)