株式会社エスイーは、土木・建築資機材の製造販売、建設コンサルタント、補修・補強工事を主軸とする企業グループです。独自の「SEEE工法」を核とした定着工法や、高強度繊維補強コンクリート「ESCON」などの先端技術に強みを持ちます。主要顧客は国内の建設会社や官公庁、海外では政府開発援助(ODA)関連のインフラプロジェクトです。競合環境としては、橋梁・土木資材メーカーや専門工事業者が存在しますが、特定の特許技術や海外ODA市場での実績により差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
3.3%
≧10%が優良
ROA
3.3%
≧5%が優良
ROE
4.9%
≧10%が優良
ROIC
3.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-37.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-43.9%
≧10%が優良
3行解説
- 第44期は大型案件の端境期やODA案件の行程変更が重なり、売上高258.8億円(前期比2.2%減)、営業利益8.4億円(同37.7%減)と大幅な減益となった。
- 研究開発(4.4億円)や設備投資(12.1億円)への積極投入を継続しているが、プラズマ発電事業の遅延など、新規事業の収益化には時間を要する局面にある。
- 利益急減によりROEは4.9%へ低下したが、自己資本比率44.0%の維持と、DOE(株主資本配当率)を基準とした安定配当(13円)の継続が確認された。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-10 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.9億円 / 予想: 4.7億円
-368.4%
売上高
実績: 51.6億円 / 予想: 265.0億円
-8.7%
2Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 4.7億円
—
売上高
実績: 108.0億円 / 予想: 265.0億円
-8.9%
3Q
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 4.7億円
-70.6%
売上高
実績: 175.1億円 / 予想: 265.0億円
-5.3%
3行解説
- 大幅減益の着地: 売上高は前年同期比5.3%減の175.14億円、営業利益は70.5%減の1.81億円と、施工時期の後ずれやコスト増が直撃。
- 進捗の遅れが鮮明: 通期営業利益計画に対する進捗率は38.3%にとどまり、前年同期の勢い(前年Q3時点の営業利益6.15億円)から大幅に失速。
- 採算性の悪化: 販管費抑制に努めるも、原材料高騰の転嫁遅れや人手不足による施工量減少が響き、営業利益率は1.0%(前年同期3.3%)へ低下。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -70.6% | -1.2% | +1.6% | +3.9% | — |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | — | -0.3% | -2.9% | -2.9% | -5.3% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -368.4% | -1.2% | -4.0% | -3.9% | -5.4% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -37.8% | -4.3% | -4.9% | -4.3% | -5.1% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -38.3% | -0.2% | +2.0% | +3.3% | +5.0% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第44期(2024/04/01-2025/03/31)