ファーストブラザーズ株式会社は、不動産投資を核とした独立系投資グループです。主に以下の3つの事業を展開しています。
- 投資銀行事業: 自己勘定投資(自己資金投資)により、中小型の賃貸不動産を厳選取得・運用し、バリューアップ後の売却益と賃貸収益を獲得。
- 投資運用事業: 機関投資家を顧客とした不動産アセットマネジメント(AM)業務。
- 施設運営事業: ホテル・旅館の直営・運営受託。
主要顧客・競合環境: 売上高の20.3%をエムエル・エステート株式会社、12.0%をいちごホテルリート投資法人が占めています。競合他社が大型物件に集中する中、同社は流動性が高く、独自の投資ストーリーを描ける地方を含む全国の中小型物件をターゲットに差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-25 提出)収益性
営業利益率
27.8%
≧10%が優良
ROA
5.9%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
86.6%
≧10%が優良
EPS成長率
23.5%
≧10%が優良
3行解説
- 過去最高水準の利益: 投資銀行事業における大型・高利益率物件の売却が牽引し、経常利益は前期比102.1%増の44.33億円と大幅成長。
- 施設運営の課題とM&A: 宿泊需要回復で赤字幅は縮小したが、過去の買収(応実堂)に係る「のれん」等で13.07億円の減損損失を計上。
- 高いレバレッジと金利耐性: 総資産の6割超(564.84億円)を有利子負債が占めるが、金利スワップによる固定化と旺盛な営業CFで財務規律を維持。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-04-10 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.1億円 / 予想: 41.5億円
+63.8%
売上高
実績: 37.9億円 / 予想: 177.3億円
+61.6%
3行解説
- 投資銀行事業での積極的な物件取得と売却が奏功し、第1四半期として大幅な増収増益(売上高+61.6%、親会社株主に帰属する四半期純利益+622.3%)を達成。
- 施設運営事業がインバウンド需要を捉え好調なほか、前期末に実施した減損処理により、のれん償却費が大幅に減少したことが利益面での強い押し上げ要因となった。
- 2026年2月末に「株式会社まきのとコーポレーション」を連結子会社化し、のれんが約2.91億円増加するなど、M&Aによる事業拡大の動きが見られる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年11月期 第1四半期 | +63.8% | -0.7% | -3.8% | — | — |
| 2026-01-09 | 2025年11月期 通期 | +86.6% | +0.2% | -8.0% | -7.8% | -6.1% |
| 2025-10-07 | 2025年11月期 第3四半期 | +37.2% | +1.6% | +2.1% | -0.8% | -2.8% |
| 2025-07-08 | 2025年11月期 第2四半期 | +33.0% | +1.2% | -0.2% | -3.8% | -4.2% |
| 2025-04-08 | 2025年11月期 第1四半期 | +28.7% | +1.9% | +1.4% | -6.6% | -10.8% |
| 2025-01-10 | 2024年11月期 通期 | -36.4% | -1.5% | -4.8% | -8.0% | -6.0% |
有価証券報告書
2026-02-25 有価証券報告書-第22期(2024/12/01-2025/11/30)
2025-02-27 有価証券報告書-第21期(2023/12/01-2024/11/30)