株式会社コラボスは、コールセンター向けのクラウドサービス提供を主軸とする企業です。
- 事業内容: クラウド型コンタクトセンター基盤の提供。PBX(電話交換機)やCRM(顧客管理システム)をインターネット経由で提供するSaaS型モデルを展開。
- 主要製品: 世界シェアの高いAVAYA社製システムを基盤とした「@nyplace」、中規模向けの「COLLABOS PHONE」、最新のAI技術を活用した「VLOOM」、AIマーケティングシステム「UZ」など。
- 主要顧客: テレマーケティング事業者やBPO事業者、一般企業のカスタマーサポート部門。主要顧客には、売上高の7.80%を占める株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング(約1.48億円)などがあります。
- 競合環境: クラウドCRM市場は拡大傾向にあるものの、新規参入が多く競争は激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
4.0%
≧10%が優良
ROA
4.3%
≧5%が優良
ROE
12.1%
≧10%が優良
ROIC
4.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-11.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 不採算子会社の売却や徹底したコスト削減により、当期純損益は前期の約8億円の赤字から1.4億円の黒字へV字回復を達成。
- 主力の「@nyplace」が契約数減少により売上高11.5%減と苦戦する中、AI新サービス「VLOOM」が売上高前年比148.2%増と急成長。
- 中期経営計画の売上目標を大幅に下方修正(2026年3月期目標31億円→業績予想16億円)しており、成長フェーズから構造改革フェーズへの移行が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.2億円 / 予想: 0.2億円
—
売上高
実績: 4.4億円 / 予想: 16.7億円
-9.6%
2Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 0.5億円
+61.1%
売上高
実績: 8.8億円 / 予想: 17.0億円
-10.0%
3Q
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 0.5億円
+44.0%
売上高
実績: 12.9億円 / 予想: 17.0億円
-10.1%
通期
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 未開示
-1.3%
売上高
実績: 17.0億円 / 予想: 未開示
-10.9%
3行解説
- 売上高は既存サービスの契約数減少により前期比10.9%減となったが、独自サービス「VLOOM」の売上が101.7%増と倍増し、収益構造の転換が進んでいる。
- 経常利益は株主優待制度の導入に伴う引当金計上や既存案件の縮小により、前期比48.9%減の約0.52億円と大幅な減益となった。
- 次期予想は増収を見込む一方、AI機能強化などの先行投資や開発費償却の影響により、当期純利益は50.6%減の0.50億円と半減する見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | -1.3% | +2.7% | — | — | — |
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | +44.0% | -0.8% | -7.0% | +1.4% | -12.0% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | +61.1% | -3.0% | -4.7% | -12.1% | -15.6% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.7% | +4.7% | +25.3% | +8.9% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | — | -0.1% | -4.9% | -0.3% | +2.4% |
| 2025-02-04 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +3.6% | -6.5% | -5.4% | -2.6% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)