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デクセリアルズ

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4980 プライム

デクセリアルズ株式会社は、旧ソニーケミカルを母体とする高機能材料メーカーです。スマートフォン、タブレット、車載ディスプレイ向けの光学材料や、電子部品の接続・保護材料を主軸としています。

  • 事業内容・主要製品:
    • 光学材料部品事業: 反射防止フィルム、光学弾性樹脂(SVR)など。世界トップクラスのシェアを誇る製品群を有します。
    • 電子材料部品事業: 異方性導電膜(ACF)、表面実装型ヒューズ(SCP)、光半導体デバイスなど。特に粒子整列型ACFはハイエンドOLEDパネル向けで高い競争力があります。
  • 主要顧客: 株式会社レスター(売上構成比13.2%)、日東電工株式会社(同12.4%)が主要な販売先ですが、最終顧客は世界的なデバイスメーカーや自動車メーカーです。
  • 競合環境: 3Mなどのグローバルな化学・材料メーカーと競合しますが、独自のプロセス技術(スパッタ製法や粒子制御技術)による高付加価値戦略で差別化を図っています。

市場ポジション

プライム市場 / 化学

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)

収益性

営業利益率

36.0%

≧10%が優良

ROA

27.2%

≧5%が優良

ROE

30.6%

≧10%が優良

ROIC

29.2%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

4.9%

≧10%が優良

営業利益成長率

24.6%

≧10%が優良

EPS成長率

24.9%

≧10%が優良

3行解説

  • 過去最高業績の更新: OLEDパネル向け粒子整列型ACFの大幅な伸長と為替効果により、売上高1,103億円、親会社株主帰属当期利益277億円と、IFRS移行後で極めて高い収益性を達成。
  • 資本効率と還元の徹底: ROE 30.6%と驚異的な水準を維持。DOE(親会社所有者帰属持分配当率)7%以上の導入と総額100億円規模の自社株買いにより、株主還元姿勢は極めて強固。
  • 成長ポートフォリオへの転換: コンシューマーIT依存からの脱却を目指し、自動車・フォトニクス領域を成長ドライバーと位置づけ、2028年度の売上高構成比30%、売上高1,500億円を目標に投資を加速。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-18.3%
売上高
-3.8%
2Q
営業利益
-14.7%
売上高
-3.7%
3Q
営業利益
-7.3%
売上高
+0.2%
通期
営業利益
-4.1%
売上高
+3.1%

3行解説

  • 2026年3月期の連結業績は、生成AI普及に伴うデータセンター向け光トランシーバー用製品やハイエンドスマホ向け部材が牽引し、売上高1,138億円、事業利益393億円と共に過去最高を更新。
  • 2027年3月期の通期予想は、売上高1,230億円(前年比8.1%増)と増収を見込む一方、成長領域への設備投資増や研究開発費の計上により、親会社の所有者に帰属する当期利益は275億円(同1.8%減)と微減益を計画。
  • 株主還元を強化しており、次期の年間配当は前期比6円増の64円を予想。中期経営計画に基づき、総還元性向60%を目途とする積極的な還元姿勢を継続。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-13 2026年3月期 通期 -4.1% -2.4% +42.0% +49.7%
2026-02-09 2026年3月期 第3四半期 -7.3% +5.2% -22.4% -16.1% -19.1%
2025-11-12 2026年3月期 第2四半期 -14.7% -0.5% +29.0% +29.6% +7.4%
2025-08-05 2026年3月期 第1四半期 -18.3% +0.6% -3.3% -14.9% +4.2%
2025-05-12 2025年3月期 通期 +24.6% +2.8% +9.0% +21.6% +16.9%
2025-02-12 2025年3月期 第3四半期 +24.3% +1.2% +8.7% -1.0% -13.5%