株式会社鶴見製作所は、水中ポンプで世界トップクラスのシェアを誇るポンプの総合メーカーです。主要製品は建設・土木用の水中ポンプ、汚水処理用の環境装置、液封式真空ポンプなどで、製品ラインナップは多岐にわたります。世界20社以上の子会社を通じてグローバルに展開しており、主要顧客はレンタル業界、建設会社、官公庁、製造工場などです。競合環境としては、国内では電業社機械製作所や酉島製作所、海外ではグレンフォス(デンマーク)やザイラム(米国)などのグローバル企業と競合していますが、特に工事現場用水中ポンプの耐久性とアフターサービスにおいて強固な地位を築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
15.1%
≧10%が優良
ROA
8.3%
≧5%が優良
ROE
9.4%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
14.7%
≧10%が優良
EPS成長率
6.2%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は680.58億円(前期比8.7%増)、営業利益は102.51億円(同14.6%増)と、アジアの伸長とイタリア企業の完全子会社化により増収増益を達成。
- イタリアのZENIT社買収により欧州市場の本格攻略を開始する一方、買収に伴う「のれん」34.29億円が計上され、今後の収益計画の達成が重要課題。
- 1:2の株式分割、自己株式消却、総額24億円の上限とする自社株買い、配当性向30%目標の掲示など、株主還元姿勢を劇的に強化した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 30.0億円 / 予想: 104.0億円
+42.0%
売上高
実績: 181.1億円 / 予想: 710.0億円
+19.8%
2Q
営業利益
実績: 53.8億円 / 予想: 110.0億円
+21.7%
売上高
実績: 357.6億円 / 予想: 740.0億円
+23.7%
3Q
営業利益
実績: 73.7億円 / 予想: 110.0億円
+11.8%
売上高
実績: 533.1億円 / 予想: 740.0億円
+13.6%
通期
営業利益
実績: 107.2億円 / 予想: 未開示
+4.5%
売上高
実績: 772.3億円 / 予想: 未開示
+13.5%
3行解説
- 2026年3月期決算は、売上高(前年比13.5%増)と経常利益(同29.6%増)が大幅増益となる一方、親会社株主に帰属する当期純利益は欧州子会社の減損損失計上により41.2%減の51.6億円に留まった。
- イタリアのZENIT社連結化が売上増に寄与したが、ウクライナ情勢や中国市場低迷の影響で同社に関するのれん等、計約40.1億円の減損損失を特別損失に計上したことが利益を圧迫した。
- 2027年3月期の通期予想は、売上高は微増を見込むものの、原材料高や円安メリットの剥落を想定し、営業利益で31.9%減、経常利益で39.7%減の大幅な減益を計画している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +4.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +11.8% | -9.5% | -10.2% | -14.7% | — |
| 2025-11-12 | 2026年3月期 第2四半期 | +21.7% | -1.9% | +2.4% | +3.0% | +1.7% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +42.0% | +0.1% | -7.0% | -9.5% | -57.3% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +14.7% | +3.5% | +1.8% | +3.1% | +7.6% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +4.8% | -1.8% | -3.2% | +5.8% | +3.7% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)