株式会社JVCケンウッドは、映像・音響・無線通信技術を核とする電気機器メーカーです。主な事業は、カーナビやドライブレコーダーを扱う「モビリティ&テレマティクスサービス(M&T)」、北米市場で高いシェアを誇る業務用無線機や医療用モニター等の「セーフティ&セキュリティ(S&S)」、プロジェクターやコンテンツ制作(ビクターエンタテインメント)を担う「エンタテインメント ソリューションズ(ES)」の3分野です。競合環境は、車載分野では純正品シフトや海外勢との競争が激化していますが、北米の公共安全向け無線市場においては、強固な参入障壁とブランド力を背景に優位性を確立しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
5.9%
≧10%が優良
ROA
6.9%
≧5%が優良
ROE
16.9%
≧10%が優良
ROIC
11.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.6%
≧10%が優良
EPS成長率
60.3%
≧10%が優良
3行解説
- S&S分野の北米公共安全向け無線の受注拡大が牽引し、親会社所有者帰属の当期利益が202.7億円(前年比55.8%増)と過去最高益を更新。
- 中期経営計画「VISION2025」の最終年度目標を1年前倒しで達成し、ROEは16.9%に急上昇。
- 株主還元を強化し、総還元性向43%(配当15円+自社株買い約65億円)を達成するも、次期は米国関税措置による130億円の減収影響を警戒。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-03 15:45 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 43.6億円 / 予想: 190.0億円
-27.7%
売上高
実績: 802.0億円 / 予想: 3580.0億円
-8.6%
2Q
営業利益
実績: 96.3億円 / 予想: 205.0億円
-28.9%
売上高
実績: 1693.2億円 / 予想: 3600.0億円
-4.1%
3Q
営業利益
実績: 148.7億円 / 予想: 205.0億円
-11.4%
売上高
実績: 2586.3億円 / 予想: 3600.0億円
-4.4%
3行解説
- 業績は減収減益で着地: 部品供給不足による無線システム事業(S&S分野)の販売減と、米国の関税措置によるメディア事業等への打撃により、事業利益は前年同期比28.3%減の133億円と苦戦。
- 株主還元の積極姿勢: 業績は低迷する一方、取得総額30億円(上限)の自己株式取得と消却を発表。総還元性向30~40%を目安とする方針を堅持し、資本効率の向上を優先。
- 資金調達と財務構造の変化: 転換社債(CB)の発行により300億円を調達し、現預金は660億円(期首比174億円増)と潤沢。成長投資と還元の両輪を睨んだ財務戦略へシフト。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-03 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-10-31 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-08-01 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
有報
2025-06-23 2025-03 期末 有価証券報告書-第17期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-01 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-02-03 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)