大崎電気工業株式会社は、計測制御及び情報通信技術を核としたエネルギーソリューション企業です。
- 事業内容: スマートメーター(電力量計)の製造・販売を主力とし、国内および海外の計測制御事業、不動産事業を展開。
- 主要製品・サービス: スマートメーター、計器用変成器、エネルギーマネジメントシステム(EMS)、スマートロック(ラ・クラシン)、配・分電盤。
- 主要顧客: 国内電力会社。特に関西電力送配電株式会社への売上高は171.3億円に達し、連結売上高の17.6%を占めています。
- 競合環境: スマートメーターの検定有効期間(10年)に基づく定期交換需要を背景に、国内外のメーカーと価格・品質競争を行っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
5.9%
≧10%が優良
ROA
5.8%
≧5%が優良
ROE
5.6%
≧10%が優良
ROIC
5.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2.9%
≧10%が優良
EPS成長率
46.9%
≧10%が優良
3行解説
- 第2世代スマートメーター導入前の端境期ながら、海外事業の伸長とソリューション事業の拡大により、売上高は過去最高の971億円を達成した。
- 海外子会社の事業構造改革費用(2.7億円)を計上したが、政策保有株式や不動産の売却益で相殺し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比45.6%増の35億円と大幅増益となった。
- 株主還元姿勢を強化しており、次期よりDOE(株主資本配当率)目標を2%から3%へ引き上げることを決定し、資本効率意識(ROE目標10%)の向上が鮮明となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:35 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.1億円 / 予想: 58.0億円
+21.6%
売上高
実績: 219.7億円 / 予想: 980.0億円
+3.1%
2Q
営業利益
実績: 18.8億円 / 予想: 58.0億円
+8.7%
売上高
実績: 454.3億円 / 予想: 980.0億円
+2.2%
3Q
営業利益
実績: 43.6億円 / 予想: 58.0億円
+7.6%
売上高
実績: 720.9億円 / 予想: 980.0億円
+2.6%
通期
営業利益
実績: 65.3億円 / 予想: 未開示
+14.5%
売上高
実績: 1009.0億円 / 予想: 未開示
+3.9%
3行解説
- 2026年3月期は国内スマートメーターの更新需要が追い風となり、売上高1,009億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比64.9%増の57.7億円と大幅な増益を達成。
- 政策保有株式や不動産の売却(計約98億円)によりキャッシュフローが劇的に改善し、有利子負債の削減と同時に年間配当を前期の22円から49円へ大幅に増額。
- 次期(2027年3月期)は第2世代スマートメーターの本格普及で営業利益24%増を見込む一方、当期利益は一過性の売却益剥落により16.9%減の48億円を計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +14.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | +7.6% | -1.2% | +15.6% | +31.5% | +40.0% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | +8.7% | +3.0% | -6.9% | -7.1% | -4.0% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | +21.6% | +0.1% | +5.8% | +18.1% | +13.5% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -2.9% | +1.9% | +6.0% | +5.9% | +11.7% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -7.1% | +2.2% | +3.9% | +3.7% | +6.9% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第111期(2024/04/01-2025/03/31)