セイコーエプソン株式会社は、独創の「省・小・精」の技術を基盤とするグローバル企業です。
- 事業内容: プリンティングソリューションズ(PS)、ビジュアルコミュニケーション(VC)、マニュファクチャリング関連・ウエアラブル(MS/W)の3セグメントを展開。
- 主要製品: 大容量インクタンクプリンター、商業・産業用インクジェットプリンター、プロジェクター、産業用ロボット、ウオッチ(Orient Star等)、水晶デバイス、半導体。
- 競合環境: プリンター分野ではHP、キヤノン、ブラザー工業と競合。プロジェクターではDLP方式を採用する他社と競合。ロボット分野では中国メーカーとの価格・技術競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
3.6%
≧10%が優良
ROA
3.4%
≧5%が優良
ROE
6.8%
≧10%が優良
ROIC
5.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
6.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上収益1兆3,629億円(前期比3.7%増)、税引前利益783億円(同11.8%増)と、主力のインクタンクプリンターやプリントヘッド外販の好調により増収増益を達成。
- 米Fiery, LLCを約861億円で買収し、デジタル印刷分野のソフトウエア基盤を強化。成長領域へのリソースシフトを鮮明にしている。
- 総額約300億円の自社株買いと消却を実施し、連結配当性向40%目標を掲げるなど、収益基盤の強化と並行して積極的な株主還元を継続。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-01 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 141.4億円 / 予想: 630.0億円
-37.1%
売上高
実績: 3208.8億円 / 予想: 1.3兆円
-4.7%
2Q
営業利益
実績: 311.4億円 / 予想: 630.0億円
-10.9%
売上高
実績: 6673.5億円 / 予想: 1.4兆円
-1.0%
3Q
営業利益
実績: 583.9億円 / 予想: 670.0億円
-7.1%
売上高
実績: 1.0兆円 / 予想: 1.4兆円
+2.0%
通期
営業利益
実績: 495.6億円 / 予想: 未開示
-34.0%
売上高
実績: 1.4兆円 / 予想: 未開示
+3.7%
3行解説
- 売上収益は1兆4,132億円(前年比3.7%増)と増収を確保したが、米国関税の影響やFiery社ののれん減損損失259億円の計上により、親会社所有者帰属当期利益は182億円(同67.0%減)と大幅な減益となった。
- プリンティング事業での大容量インクタンクモデルや、アジア・中国市場での産業用ロボット・水晶デバイスを含むマニュファクチャリング関連事業が伸長し、実需面では回復の兆しを見せた。
- 次期(2027年3月期)は、一過性の減損損失の解消や為替前提の維持により、当期利益590億円(前期比224.1%増)とV字回復を見込む強気の計画を策定し、年間配当も前期比6円増の80円を予想している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-01 | 2026年3月期 通期 | -34.0% | -0.1% | +13.7% | — | — |
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | -7.1% | -0.8% | +0.4% | -3.2% | -0.9% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | -10.9% | -0.5% | -2.3% | -3.7% | -3.4% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | -37.1% | +0.1% | -4.7% | -4.7% | -8.5% |
| 2025-05-01 | 2025年3月期 通期 | +30.5% | +1.1% | -2.6% | -10.7% | -10.8% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +21.6% | -0.3% | -9.7% | -8.3% | -11.8% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)