GMB株式会社は、ユニバーサルジョイントやウォーターポンプを中心とした独立系自動車部品メーカーです。
- 事業内容: 駆動・伝達・操縦装置部品(ユニバーサルジョイント等)、冷却装置部品(ウォーターポンプ等)、ベアリングの製造・販売。
- 主要製品: 電動ウォーターポンプ、バルブスプール(トランスミッション部品)、ITM(統合熱管理モジュール)。
- 主要顧客: 現代自動車グループ(現代自動車、現代トランシス等)への連結売上高依存度が約34.0%(韓国子会社経由)と非常に高いのが特徴です。
- 競合環境: 中国を中心とした新興国メーカーとの価格競争が激化しており、CASE対応(特に電動化)への技術革新が急務となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
1.9%
≧10%が優良
ROA
2.2%
≧5%が優良
ROE
1.8%
≧10%が優良
ROIC
2.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.1%
≧10%が優良
EPS成長率
44.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は史上初の1,000億円を突破し、韓国・中国市場でのEV向け電動化製品の販路拡大が業績を牽引した。
- 営業CFは棚卸資産の圧縮により68.3億円と大幅に改善したが、日本や米国セグメントの赤字、2.6%という低ROEが課題。
- 中期計画で配当下限40円を設定するなど還元姿勢を明確化したが、有利子負債333.8億円という重い財務負担が将来のCFを圧迫する懸念がある。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 29.5億円
-61.4%
売上高
実績: 245.3億円 / 予想: 1050.0億円
-1.2%
2Q
営業利益
実績: 13.4億円 / 予想: 29.5億円
+8.8%
売上高
実績: 511.2億円 / 予想: 1050.0億円
-1.7%
3Q
営業利益
実績: 18.2億円 / 予想: 29.5億円
+4.8%
売上高
実績: 781.6億円 / 予想: 1050.0億円
+1.4%
3行解説
- 営業利益は前年同期比4.8%増の18.1億円と増益を確保したが、米国拠点の倉庫集約費用や子会社の減損損失2.2億円、過年度法人税の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は47.1%減の2.2億円と大幅な減益に着地した。
- 国内事業は価格改定や欧州向け輸出増で黒字転換(セグメント利益4.9億円)し、中国も電動化製品の伸長で55.2%の大幅増益となった一方、米国は採算重視の販売絞り込みと物流最適化コストが響き8億円のセグメント赤字が継続している。
- 売上債権(30.8億円)および棚卸資産(26.5億円)の増加により、営業キャッシュ・フローが前年同期の41.5億円のプラスから3.2億円のマイナスへ急悪化しており、運転資金の逼迫が見られる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +4.8% | +1.6% | +2.5% | +4.9% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | +8.8% | +1.0% | +1.6% | -1.5% | -0.2% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -61.4% | -0.8% | -4.1% | -0.1% | -6.4% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +19.2% | +2.4% | -7.0% | -8.7% | -6.6% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -1.4% | +1.1% | -6.9% | -9.9% | -8.2% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第63期(2024/04/01-2025/03/31)