日本精機株式会社は、四輪・二輪車用計器(メーター)およびヘッドアップディスプレイ(HUD)を主力とする自動車部品メーカーです。特にHUDにおいては世界トップクラスのシェアを誇ります。また、家電・OA機器などの表示パネル(民生部品事業)、樹脂材料の加工(樹脂コンパウンド事業)、新潟県内でのホンダ・マツダ車の販売(自動車販売事業)を展開しています。
- 主要製品: 自動車用計器、HUD、センサー、空調リモコン、樹脂材料。
- 主要顧客: 本田技研工業(ホンダ)グループへの売上高が全体の28.4%(897.8億円)を占め、依存度が極めて高い状況にあります。
- 競合環境: 自動車の電動化・高度運転支援(ADAS)化に伴い、次世代HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)としてのHUD需要は拡大していますが、デンソーやコンチネンタル等のメガサプライヤーとの激しい開発競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
3.0%
≧10%が優良
ROA
2.9%
≧5%が優良
ROE
2.8%
≧10%が優良
ROIC
2.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
13.0%
≧10%が優良
EPS成長率
19.1%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は3,163.9億円(前期比1.3%増)、営業利益は95.8億円(同13.0%増)と増収増益を確保し、筋肉質な企業体質への転換が進む。
- HUD事業の強化と欧州事業の黒字化を柱とする中期経営計画を推進する一方、インドでのGST(物品サービス税)訴訟に関連する10.3億円の費用計上が利益を圧迫。
- 年間配当を50円(前期比5円増)へ増配し、20億円を上限とする自社株買いを発表するなど、ROEの低さ(2.79%)を意識した積極的な株主還元姿勢が鮮明。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 15.2億円 / 予想: 113.0億円
-30.2%
売上高
実績: 762.2億円 / 予想: 3200.0億円
-0.2%
2Q
営業利益
実績: 52.5億円 / 予想: 113.0億円
+52.3%
売上高
実績: 1562.4億円 / 予想: 3200.0億円
+2.5%
3Q
営業利益
実績: 85.7億円 / 予想: 113.0億円
+52.3%
売上高
実績: 2343.6億円 / 予想: 3200.0億円
+2.9%
3行解説
- 利益面で大幅増益を達成: 売上高は前年同期比2.9%増の2,343億円にとどまるも、営業利益は52.3%増、親会社株主帰属利益は179.2%増と驚異的な伸びを記録。
- 主力HUD(ヘッドアップディスプレイ)の攻勢: トヨタ自動車の新型『RAV4』に初採用されるなど技術力が結実。アセアン・インド向けの二輪車用計器も好調を維持し、収益を牽引。
- 為替影響による純利益の押し上げ: 前年同期の為替差損が当期は為替差益に転じたことで、営業外利益が大幅に改善し、最終利益の大幅増益に寄与。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-06 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-11-11 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-08-07 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-15 2025-03 通期 2025年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-02-07 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)