日本プラスト株式会社は、自動車用の安全部品(ステアリングホイール、エアバッグモジュール)および樹脂部品(内装・外装樹脂製品)の開発・製造・販売を主軸とするサプライヤーです。主要顧客は日産自動車グループ(売上構成比67.2%)および本田技研工業グループ(同27.9%)であり、両社で売上の95%以上を占める極めて高い顧客集中度が特徴です。競合環境としては、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)への対応を巡り、異業種を含めた技術開発競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
2.3%
≧10%が優良
ROA
3.3%
≧5%が優良
ROE
0.2%
≧10%が優良
ROIC
1.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-1.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-97.7%
≧10%が優良
3行解説
- 中国市場での日系メーカー苦戦に伴い、固定資産の減損損失16.07億円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比97.7%減の0.56億円と大幅減益。
- 国内および東南アジアでは価格転嫁の進展や車種構成の改善により利益が拡大したが、北米の労務費上昇と中国の構造的赤字が全体の足を引っ張る格好。
- 後発事象として主要取引先マレリの米国法人の倒産(Chapter 11)が発生しており、約10.45億円の債権回収リスクが今後のキャッシュフローの懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-12 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 6.8億円 / 予想: 24.0億円
+70.2%
売上高
実績: 292.9億円 / 予想: 1130.0億円
-0.5%
2Q
営業利益
実績: 10.6億円 / 予想: 24.0億円
-30.4%
売上高
実績: 561.4億円 / 予想: 1130.0億円
-6.9%
3Q
営業利益
実績: 15.7億円 / 予想: 24.0億円
-26.6%
売上高
実績: 845.8億円 / 予想: 1130.0億円
-6.1%
3行解説
- 売上高・営業利益は日本や中国での日系メーカーの苦戦により減収減益となったが、北米事業が「HODハンドル」等の高付加価値品の伸長で大幅増益を達成。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は、製品保証引当金戻入額(3.2億円)や投資有価証券売却益(1.6億円)の計上により、前年同期比20.5%増と好調。
- 通期純利益計画(13億円)を第3四半期時点で既に超過(15.4億円)しているが、米国の関税措置や中国市場の先行き不透明感から通期予想は据え置いた。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-12 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信 〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-12 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信 〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信 〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-27 2025-03 期末 有価証券報告書-第87期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-09 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信 〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-07 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信 〔日本基準〕(連結)