岡本硝子株式会社は、特殊ガラスおよび薄膜製品の製造販売を行う部材メーカーです。主要製品は、プロジェクター用反射鏡(光学事業)、自動車用ヘッドライト・フォグライト用カバーガラス(照明事業)、高耐久性銀ミラーやガラス粉末であるフリット(機能性薄膜・ガラス事業)など多岐にわたります。
- 主要顧客: セイコーエプソングループへの売上依存度が25.1%(11.7億円)と高く、次いでSignify(シグニファイ)グループが5.6%を占めます。
- 競合環境: プロジェクター市場の先駆者であるものの、他社参入による競合激化、製品の小型化・耐熱性向上といった技術競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
2.7%
≧10%が優良
ROA
1.5%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
1.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
103.9%
≧10%が優良
EPS成長率
-12.8%
≧10%が優良
3行解説
- 業績: 売上高は46.8億円(前年比2.3%増)と微増したが、外注費増や需要変動により営業利益は1.2億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.89億円(前年比12.7%減)と減益。
- 戦略: 中期経営計画「GROWTH25」に基づき、生成AIデータセンター向けのガラス偏光子や、EV・パワーモジュール用の放熱基板など、成長分野への設備投資を加速させている。
- 財務・還元: 自己資本比率20.8%と低水準にあり、第10回新株予約権の発行による資金調達(約9.6億円)を決定。無配を継続しており、株主還元よりも成長投資と財務基盤回復を優先。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.3億円 / 予想: 1.0億円
-267.6%
売上高
実績: 9.2億円 / 予想: 52.8億円
-10.6%
2Q
営業利益
実績: -2.7億円 / 予想: 1.0億円
-964.0%
売上高
実績: 18.9億円 / 予想: 52.8億円
-15.8%
3Q
営業利益
実績: -3.1億円 / 予想: -1.2億円
-187.0%
売上高
実績: 30.2億円 / 予想: 46.9億円
-5.5%
3行解説
- プロジェクター市場の低迷継続と赤字拡大: 世界的な需要減退により売上高は30.19億円(前年同期比5.5%減)となり、営業損失は3.10億円(前年同期は1.08億円の損失)と大幅に拡大した。
- 新株予約権行使による財務基盤の強化: 第10回新株予約権の行使完了により、資本金・資本剰余金が合計約9.67億円増加。自己資本比率は前年度末の20.8%から28.3%へ急改善した。
- 光通信向け偏光子の回復の兆し: データセンター投資活発化に伴う需給逼迫の影響で一時急減した受注が、2025年11月より生産・受注ともに回復基調にあることが唯一の明るい材料。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-13 2026-03 第3四半期 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-14 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-30 2025-03 期末 有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-14 2025-03 通期 2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-14 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)