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8142 プライム

外食産業を専門とする独立系業務用食品卸の最大手です。主力はホテルやレストラン、給食施設へ直接食材を配送する「ディストリビューター事業」ですが、中小飲食店が店舗で現金購入する「キャッシュアンドキャリー事業(A-プライス)」を併せ持つ独自のモデルを構築しています。単なる仕入販売にとどまらず、外食企業向けの業務支援ITシステムや店舗の内装設計・施工まで提供する「外食ビジネスのトータルサポート」を掲げており、商社・メーカー・ITベンダー・建設業の機能を複合させた収益構造を持っています。

市場ポジション

プライム市場 / 卸売業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-27 提出)

収益性

営業利益率

3.0%

≧10%が優良

ROA

8.5%

≧5%が優良

ROE

13.9%

≧10%が優良

ROIC

9.1%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

5.4%

≧10%が優良

営業利益成長率

4.8%

≧10%が優良

EPS成長率

2.8%

≧10%が優良

3行解説

業務用食品卸として国内最大級の規模を背景に、積極的なM&Aによる地域拡大と、食肉加工などの製造領域(川上)への垂直統合を加速させる成長構造を持つ。 卸売単体ではなく、ITシステムや店舗施工を包含するソリューション提供が、顧客に対する高いスイッチングコスト(他社への乗り換え障壁)と差別化を生み出している。 生え抜きの経営陣のもと、食品スーパー事業からの撤退によるリソース集中と、配当性向40%目標を掲げる資本効率を重視した経営姿勢が鮮明である。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-12 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-10.0%
売上高
-0.4%
2Q
営業利益
-0.5%
売上高
+1.6%
3Q
営業利益
+4.8%
売上高
+4.1%
通期
営業利益
+4.8%
売上高
+5.4%

3行解説

  • 過去最高益を更新: 外食需要の回復と不採算だった食品スーパー事業からの撤退が奏功し、売上高(2,597億円)および親会社株主に帰属する当期純利益(45.7億円)で過去最高を更新した。
  • 株主還元の積極化と株式分割: 2026年1月期の年間配当を150円(前期比25円増)へ増配。さらに2026年2月1日付で1株→3株の株式分割を実施し、次期も実質増配(分割後61円=分割前換算183円)を予定する。
  • 中期経営計画の上方修正: 最終年度(2027年1月期)の目標値を上方修正。売上高目標を2,700億円から2,740億円へ、ROE目標を10.0%以上へと引き上げ、先行きへの強い自信を示した。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-03-12 2026年1月期 通期 +4.8% -1.0% +3.4%
2025-12-11 2026年1月期 第3四半期 +4.8% -0.9% +10.1% +6.8% -74.3%
2025-09-11 2026年1月期 第2四半期 -0.5% -1.2% -4.2% -8.2% -12.2%
2025-06-12 2026年1月期 第1四半期 -10.0% +0.1% -9.0% -4.6% -3.8%
2025-03-13 2025年1月期 通期 -4.1% -1.2% +22.6% +26.5% +12.5%