外食産業を専門とする独立系業務用食品卸の最大手です。主力はホテルやレストラン、給食施設へ直接食材を配送する「ディストリビューター事業」ですが、中小飲食店が店舗で現金購入する「キャッシュアンドキャリー事業(A-プライス)」を併せ持つ独自のモデルを構築しています。単なる仕入販売にとどまらず、外食企業向けの業務支援ITシステムや店舗の内装設計・施工まで提供する「外食ビジネスのトータルサポート」を掲げており、商社・メーカー・ITベンダー・建設業の機能を複合させた収益構造を持っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-27 提出)収益性
営業利益率
3.0%
≧10%が優良
ROA
8.5%
≧5%が優良
ROE
13.9%
≧10%が優良
ROIC
9.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.8%
≧10%が優良
EPS成長率
2.8%
≧10%が優良
3行解説
業務用食品卸として国内最大級の規模を背景に、積極的なM&Aによる地域拡大と、食肉加工などの製造領域(川上)への垂直統合を加速させる成長構造を持つ。 卸売単体ではなく、ITシステムや店舗施工を包含するソリューション提供が、顧客に対する高いスイッチングコスト(他社への乗り換え障壁)と差別化を生み出している。 生え抜きの経営陣のもと、食品スーパー事業からの撤退によるリソース集中と、配当性向40%目標を掲げる資本効率を重視した経営姿勢が鮮明である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 18.0億円 / 予想: 82.0億円
-10.0%
売上高
実績: 612.8億円 / 予想: 2530.0億円
-0.4%
2Q
営業利益
実績: 34.5億円 / 予想: 79.0億円
-0.5%
売上高
実績: 1230.9億円 / 予想: 2600.0億円
+1.6%
3Q
営業利益
実績: 55.5億円 / 予想: 79.0億円
+4.8%
売上高
実績: 1893.4億円 / 予想: 2600.0億円
+4.1%
通期
営業利益
実績: 78.5億円 / 予想: 未開示
+4.8%
売上高
実績: 2597.5億円 / 予想: 未開示
+5.4%
3行解説
- 過去最高益を更新: 外食需要の回復と不採算だった食品スーパー事業からの撤退が奏功し、売上高(2,597億円)および親会社株主に帰属する当期純利益(45.7億円)で過去最高を更新した。
- 株主還元の積極化と株式分割: 2026年1月期の年間配当を150円(前期比25円増)へ増配。さらに2026年2月1日付で1株→3株の株式分割を実施し、次期も実質増配(分割後61円=分割前換算183円)を予定する。
- 中期経営計画の上方修正: 最終年度(2027年1月期)の目標値を上方修正。売上高目標を2,700億円から2,740億円へ、ROE目標を10.0%以上へと引き上げ、先行きへの強い自信を示した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-12 | 2026年1月期 通期 | +4.8% | -1.0% | +3.4% | — | — |
| 2025-12-11 | 2026年1月期 第3四半期 | +4.8% | -0.9% | +10.1% | +6.8% | -74.3% |
| 2025-09-11 | 2026年1月期 第2四半期 | -0.5% | -1.2% | -4.2% | -8.2% | -12.2% |
| 2025-06-12 | 2026年1月期 第1四半期 | -10.0% | +0.1% | -9.0% | -4.6% | -3.8% |
| 2025-03-13 | 2025年1月期 通期 | -4.1% | -1.2% | +22.6% | +26.5% | +12.5% |
有価証券報告書
2026-04-27 有価証券報告書-第73期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-24 有価証券報告書-第72期(2024/02/01-2025/01/31)