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空港施設

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8864 スタンダード

空港施設株式会社(AIRPORT FACILITIES Co.,LTD.)は、羽田空港をはじめとする全国の主要空港において、航空会社の格納庫、メンテナンス工場、機内食工場などのビル賃貸(空港内不動産事業)を中核とする企業です。また、東京国際空港(羽田)における地域冷暖房や給排水供給といったインフラ事業、さらに近年は空港外でのオフィスビル賃貸や不動産売買(ノンアセット事業)にも注力しています。 主要顧客は、日本航空(売上比率14.0%)、日本空港ビルデング(同12.7%)、全日本空輸(同11.9%)の3社で、グループ売上の約38.7%を占めています。空港内という参入障壁の高い特殊な環境下で、極めて安定した事業基盤を有しています。

市場ポジション

スタンダード市場 / 不動産業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)

収益性

営業利益率

14.4%

≧10%が優良

ROA

4.1%

≧5%が優良

ROE

4.2%

≧10%が優良

ROIC

3.7%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

19.9%

≧10%が優良

営業利益成長率

40.4%

≧10%が優良

EPS成長率

27.3%

≧10%が優良

3行解説

  1. 訪日需要回復による空港内賃料増に加え、積極的な物件売却(ノンアセット事業)により、売上高311.2億円(前期比19.9%増)、営業利益44.6億円(同40.4%増)と大幅な増収増益を達成。
  2. 羽田空港一丁目地区の再編に伴い12.2億円の減損損失を計上したが、営業CFは52.3億円と本業の現金創出力は極めて高く、財務基盤も自己資本比率55.1%と堅健。
  3. 2026年3月期より「配当性向60%またはDOE3.0%」という極めて意欲的な還元方針を導入し、PBR0.5倍程度の低評価を打破する強い株主還元姿勢を打ち出した。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
+79.0%
売上高
+41.6%
2Q
営業利益
+33.8%
売上高
+21.8%
3Q
営業利益
+36.1%
売上高
+15.3%
通期
営業利益
+50.3%
売上高
+18.2%

3行解説

  • 2026年3月期は、オフィスビル3棟の売却(ノンアセット事業)や賃貸条件の見直しが奏功し、営業利益が前年比50.3%増の67.1億円と大幅な増益を達成。
  • 配当方針を「連結配当性向60%」または「DOE3.0%」のいずれか高い方に変更し、年間配当を前期の21円から42円へと倍増させた点が大きなサプライズ。
  • 2027年3月期の通期予想は、前期の物件売却の反動や大規模修繕費の計上を見込み、営業利益27.0%減の49億円と反落する慎重な見通し。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-08 2026年3月期 通期 +50.3% -4.1%
2026-01-29 2026年3月期 第3四半期 +36.1% -1.4% -2.3% -8.0% -3.8%
2025-10-30 2026年3月期 第2四半期 +33.8% -4.8% -3.5% -2.8% -7.6%
2025-07-24 2026年3月期 第1四半期 +79.0% +4.5% +7.4% +13.3% +15.0%
2025-05-09 2025年3月期 通期 +40.4% +6.3% +3.2% +15.4% +13.6%
2025-01-30 2025年3月期 第3四半期 +23.4% +2.1% +1.4% +6.1% +8.3%