京阪ホールディングス株式会社は、近畿圏(大阪・京都・滋賀)を地盤とする鉄道・バス等の「運輸業」を中核に、不動産、流通、レジャー・サービス業を展開する総合事業体です。
- 事業内容: 鉄道事業(京阪本線・大津線等)、不動産販売・賃貸、百貨店・ストア経営、ホテル経営(ホテル京阪等)。
- 主要製品・サービス: プレミアムカーを導入した特急車両、枚方・淀屋橋エリアの都市開発、「BIOSTYLE」ブランドのライフスタイル提案。
- 競合環境: 運輸業ではJR西日本や阪急阪神ホールディングスと競合。不動産業では大手デベロッパーとの競合に加え、建築コストの高騰が環境要因として存在します。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-17 提出)収益性
営業利益率
13.4%
≧10%が優良
ROA
5.0%
≧5%が優良
ROE
9.1%
≧10%が優良
ROIC
4.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.1%
≧10%が優良
EPS成長率
15.6%
≧10%が優良
3行解説
- インバウンド需要の回復と不動産事業の用地売却が寄与し、営業収益3,135億円(前期比3.8%増)、営業利益421億円(同24.1%増)と大幅な増益を達成。
- 2026年3月期の中期経営計画目標(営業利益340億円)を1年前倒しで大きく超過しており、収益性は計画を上回るペースで改善。
- 約176億円の大規模な自社株買いと増配(年40円)を決定し、株主還元姿勢を明確に強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 129.6億円 / 予想: 446.0億円
+1.9%
売上高
実績: 728.3億円 / 予想: 3257.0億円
-10.0%
2Q
営業利益
実績: 221.2億円 / 予想: 462.0億円
-2.8%
売上高
実績: 1443.7億円 / 予想: 3254.0億円
-8.8%
3Q
営業利益
実績: 362.5億円 / 予想: 462.0億円
-0.9%
売上高
実績: 2257.4億円 / 予想: 3254.0億円
-3.5%
通期
営業利益
実績: 491.5億円 / 予想: 未開示
+16.8%
売上高
実績: 3324.7億円 / 予想: 未開示
+6.0%
3行解説
- 2026年3月期は、大阪・関西万博の開催効果やインバウンド需要の回復、不動産分譲の好調により、営業利益が前期比16.8%増の491億円と大幅な増益を達成した。
- 配当政策を変更し、連結配当性向30%程度を目安とした結果、年間配当は前期の40円から100円へと大幅に増配され、株主還元姿勢が鮮明となった。
- 2027年3月期の通期予想は、運賃改定による増収効果はあるものの、前期の大型物件売却の反動や万博需要の一巡を見込み、営業利益13.7%減の減益局面を想定している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +16.8% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -0.9% | -0.5% | -2.1% | -3.6% | -3.3% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -2.8% | +1.9% | +3.2% | +2.4% | +2.5% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +1.9% | -1.8% | -2.9% | +3.2% | -3.2% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +24.1% | -1.6% | -7.8% | -14.9% | -18.2% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +30.2% | +0.2% | +1.2% | +5.0% | +7.2% |
有価証券報告書
2025-06-17 有価証券報告書-第103期(2024/04/01-2025/03/31)