泉州電業株式会社は、電線・ケーブルの販売を主軸とする独立系の技術商社です。機器用電線、通信用電線、電力用ケーブルなど多岐にわたる製品を取り扱い、単なる卸売にとどまらず、自社工場での電線端末処理(ケーブルアッセンブリ)などの加工機能を有している点が強みです。主要な顧客層は建設業者、電設資材業者、機械メーカー、自動車業界など多角的です。競合環境においては、特定のメーカーに依存しない独立系商社として、約1,000社の仕入先背景を活かした「ジャスト・イン・タイム」の配送体制と、独自のオリジナル商品開発で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-28 提出)収益性
営業利益率
6.6%
≧10%が優良
ROA
8.0%
≧5%が優良
ROE
11.7%
≧10%が優良
ROIC
10.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-13.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-10.3%
≧10%が優良
3行解説
- 銅価格の上昇(前期比4.8%増)はあったものの、半導体製造装置や自動車向けの需要回復遅れにより、売上高1,355億円(0.4%減)、営業利益89億円(13.5%減)の減収減益となった。
- 2027年10月期を最終年度とする中期経営計画でROE15%以上、PBR2.0倍以上の野心的な目標を掲げ、配当性向の引き上げや積極的な自己株式消却を実施している。
- 営業キャッシュ・フローは94億円と純利益を大きく上回り、売上債権の回収も進んでいることから、財務基盤の健全性と資金創出力は極めて高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-06 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 23.5億円 / 予想: 107.0億円
-13.0%
売上高
実績: 362.7億円 / 予想: 1440.0億円
-1.5%
3行解説
- 2026年10月期第1四半期(1Q)は、売上高が前年同期比1.5%減、営業利益が13.0%減と、主要顧客である半導体や自動車分野の回復遅れにより減収減益の着地。
- 主原料である銅価格が前年同期比32.2%上昇(期中平均190.7万円/トン)した一方、建設・電販向けの出荷数量が減少基調となり、コスト増と数量減のダブルパンチが利益を圧迫。
- 通期計画に対する営業利益進捗率は22.0%に留まり、前年同期の勢いと比較してスロースタートな印象。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-06 | 2026年10月期 第1四半期 | -13.0% | -3.1% | +1.3% | +0.3% | -5.3% |
| 2025-12-09 | 2025年10月期 通期 | -13.5% | +5.8% | +4.5% | +3.6% | +10.1% |
| 2025-09-04 | 2025年10月期 第3四半期 | -10.1% | -6.7% | -5.9% | -5.5% | -6.2% |
| 2025-06-03 | 2025年10月期 第2四半期 | -6.0% | -7.0% | -14.0% | -15.8% | -14.2% |
| 2025-03-06 | 2025年10月期 第1四半期 | +2.3% | -8.2% | -8.2% | -10.3% | -4.8% |
有価証券報告書
2026-01-28 有価証券報告書-第76期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-31 有価証券報告書-第75期(2023/11/01-2024/10/31)