株式会社松屋フーズホールディングスは、牛めし・カレー・定食の「松屋」を主軸に、とんかつ店「松のや」、カレー専門店「マイカリー食堂」、鮨、中華、ステーキなど多角的な飲食チェーンを展開する企業です。自社工場(セントラルキッチン)による製造から物流、店舗運営までを一貫して行う垂直統合型モデルが強みです。主な競合は「すき家」を展開するゼンショーホールディングスや吉野家ホールディングスであり、外食市場における激しいシェア争いとコスト競争の中にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
2.9%
≧10%が優良
ROA
4.5%
≧5%が優良
ROE
4.9%
≧10%が優良
ROIC
2.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
20.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-17.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-25.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は既存店売上の好調により前期比20.9%増の1,542億円と大幅増収だが、経常利益はコスト増で13.9%減の51億円。
- 原材料費と人件費を合わせたFLコスト比率が66.9%(前期比1.1pt上昇)に達し、売上増が利益増に結びつかない収益構造が課題。
- 年間110店舗の積極出店と海外展開(台湾・香港・ベトナム等)を推進し、投資CFの拡大を有利子負債で賄うアグレッシブな局面。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-09 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 9.7億円 / 予想: 40.0億円
+620.1%
売上高
実績: 431.6億円 / 予想: 1750.0億円
+26.0%
2Q
営業利益
実績: 28.3億円 / 予想: 50.0億円
+50.2%
売上高
実績: 879.5億円 / 予想: 1790.0億円
+21.5%
3Q
営業利益
実績: 64.0億円 / 予想: 65.0億円
+53.0%
売上高
実績: 1366.9億円 / 予想: 1824.0億円
+20.5%
3行解説
- 利益の爆発的成長と計画超過: 営業利益は前年同期比53.0%増の64億円に達し、通期計画(65億円)に対する進捗率が98.5%と、第3四半期時点でほぼ年間目標を達成する驚異的なペース。
- 既存店売上の強力な牽引: 既存店売上高が前年同期比111.1%と好調に推移。値上げや新メニュー(世界紀行シリーズ等)の投入が奏功し、原材料費高騰を増収効果による固定費比率低下で完全に吸収した。
- 攻めの財務戦略と出店加速: 短期借入金225億円の計上により手元流動性を厚くし、9ヶ月間で83店舗というハイペースな新規出店を強行。自己資本比率は低下したものの、成長投資への強い意志が鮮明となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +53.0% | -2.9% | -3.6% | -18.3% | -17.5% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +50.2% | +1.8% | +2.9% | +6.5% | +3.9% |
| 2025-08-12 | 2026年3月期 第1四半期 | +620.1% | -0.6% | +3.3% | -6.8% | -10.0% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -17.2% | -1.5% | -6.4% | -7.5% | -3.3% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +0.2% | +0.3% | -1.9% | +0.5% | +10.4% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)