三洋化成工業株式会社は、界面制御技術を基盤とする「機能化学品」(パフォーマンス・ケミカルズ)の製造・販売を主事業とする会社です。顧客の課題解決に貢献する高付加価値製品に特化しており、生活・健康、石油・輸送機、プラスチック・繊維、情報・電気電子、環境・住設の5つの産業関連分野に製品を提供しています。近年は不採算事業からの撤退(高吸水性樹脂事業、中国での一部生産事業)を進め、事業ポートフォリオを再編し、高付加価値分野への転換を加速しています。収益構造は多岐にわたる製品群によって構成され、国内外に製造・販売拠点を展開しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-03 期末、2026-06-16 提出)収益性
営業利益率
7.8%
≧10%が優良
ROA
5.4%
≧5%が優良
ROE
10.4%
≧10%が優良
ROIC
6.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-10.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
18.6%
≧10%が優良
EPS成長率
276.4%
≧10%が優良
3行解説
三洋化成工業は、界面制御技術を核に、不採算事業から撤退し、高付加価値の機能化学品への事業転換を進めています。持続的成長のため、医療・ICT分野への成長投資、サプライチェーン改革、人的資本強化を戦略の中心に据え、外部環境変化に強い収益構造を目指しています。経営者は深い事業理解を持ち、バランスの取れた資本配分で変革を推進しています。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 18.6億円 / 予想: 100.0億円
-14.9%
売上高
実績: 319.9億円 / 予想: 1300.0億円
-19.3%
2Q
営業利益
実績: 42.9億円 / 予想: 100.0億円
-3.7%
売上高
実績: 637.8億円 / 予想: 1300.0億円
-17.2%
3Q
営業利益
実績: 75.6億円 / 予想: 100.0億円
+10.0%
売上高
実績: 966.0億円 / 予想: 1300.0億円
-13.1%
通期
営業利益
実績: 100.1億円 / 予想: 未開示
+18.6%
売上高
実績: 1278.6億円 / 予想: 未開示
-10.1%
3行解説
- 高吸水性樹脂(SAP)事業からの撤退と中国製品との競争激化により売上高は前期比10.1%減の1,278億円となったが、構造改革の進展で営業利益は18.6%増の100億円を確保。
- 連結子会社(SDPグローバル)の吸収合併に伴い、繰延税金資産を計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比276.6%増の156億円と大幅に伸長した。
- 次期(2027年3月期)は原材料費の価格転嫁等で17.3%の増収を見込む一方、成長事業への先行投資や為替差益の減少を織り込み、営業利益は100億円の横ばい計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +18.6% | -1.2% | +0.1% | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +10.0% | -1.2% | +1.7% | -3.0% | -8.4% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | -3.7% | -0.3% | +4.0% | +8.6% | +21.1% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | -14.9% | +1.2% | -2.3% | +3.2% | -2.7% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +72.7% | -1.3% | +1.3% | -1.0% | -0.6% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | +63.0% | +0.9% | +3.4% | +5.3% | +2.7% |
有価証券報告書
2026-06-16 有価証券報告書-第102期(2025/04/01-2026/03/31)
2025-06-23 有価証券報告書-第101期(2024/04/01-2025/03/31)