塩野義製薬株式会社は、創薬型製薬企業から、ヘルスケアサービスを包括的に提供する「HaaS(Healthcare as a Service)企業」への変革を進める大手医薬品メーカーです。主力製品は、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」、抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」、抗菌薬「フェトロージャ」などです。最大の収益源は、ViiV Healthcare社に導出した抗HIV薬フランチャイズ(ドルテグラビル等)からのロイヤリティ収入であり、売上収益の54.9%をViiV社一社に依存しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)収益性
営業利益率
35.7%
≧10%が優良
ROA
10.6%
≧5%が優良
ROE
13.1%
≧10%が優良
ROIC
9.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.1%
≧10%が優良
EPS成長率
7.6%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上収益は4,383億円(前年比6.9%増)と3年連続で過去最高を更新。ViiV社からのロイヤリティ収入(2,446億円)が収益の柱として極めて強固。
- 国内の新型コロナ関連薬が減収(34.6%減)となる一方、海外での「フェトロージャ」伸展と円安影響、ロイヤリティ増が業績を牽引。
- JT医薬事業の買収や鳥居薬品へのTOB、自社株消却(715億円)など、ポストパテントクリフを見据えた攻めの資産配分を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-30 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 351.0億円 / 予想: 820.0億円
+24.9%
売上高
実績: 997.8億円 / 予想: 2330.0億円
+2.2%
2Q
営業利益
実績: 747.7億円 / 予想: 1850.0億円
+1.4%
売上高
実績: 2129.7億円 / 予想: 5000.0億円
+0.5%
3Q
営業利益
実績: 1487.4億円 / 予想: 1850.0億円
+15.1%
売上高
実績: 3606.8億円 / 予想: 5000.0億円
+8.1%
3行解説
- 積極的なM&A戦略による事業基盤の急拡大: 鳥居薬品の連結子会社化、JT医薬事業の承継、英ViiV社への追加出資(持分法適用関連会社化)など、将来の成長に向けた大型投資を矢継ぎ早に実行。
- 主力のHIV・感染症領域が業績を牽引: インフルエンザ薬「ゾフルーザ」の販売拡大やHIVフランチャイズのロイヤリティー収入が堅調に推移し、営業利益は前年同期比15.1%増と二桁成長。
- 一時的利益を含むが実力値も堅調: JT医薬事業の買収に伴う「負ののれん発生益」を計上し利益を押し上げているが、コア営業利益も1,315億円(0.7%増)と高水準を維持。
書類一覧
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短信
2026-01-30 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期 決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-10-27 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-07-28 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
有報
2025-06-19 2025-03 期末 有価証券報告書-第160期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-12 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-01-31 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)