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中外製薬

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4519 プライム

中外製薬株式会社は、スイスの製薬大手ロシュ(Roche)との戦略的アライアンスを基盤とする、日本屈指の研究開発型製薬企業です。ロシュ・ホールディングが議決権の61.12%を保有する親会社であり、同社製品の日本国内での独占販売権を持つ一方、自社創製品をロシュのネットワークを通じてグローバル展開する独自のビジネスモデルを構築しています。

  • 主要製品: 血友病治療剤「ヘムライブラ」(ロシュ向け輸出が主力)、眼科用薬「バビースモ」、抗悪性腫瘍剤「フェスゴ」「アレセンサ」「テセントリク」など。
  • 主要顧客: エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(売上高の57.6%)、アルフレッサ ホールディングス(同12.1%)。
  • 競合環境: 国内外のメガファーマとの新薬開発競争に加え、主力品(アバスチン等)へのバイオシミラー(後続品)参入による薬価低下圧力にさらされています。

市場ポジション

プライム市場 / 医薬品

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)

収益性

営業利益率

47.6%

≧10%が優良

ROA

25.6%

≧5%が優良

ROE

≧10%が優良

ROIC

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

7.5%

≧10%が優良

営業利益成長率

10.5%

≧10%が優良

EPS成長率

12.0%

≧10%が優良

3行解説

  1. 2025年度は売上収益1兆2,579億円(前年比7.5%増)、Core営業利益6,232億円(同12.1%増)と、4年連続で1兆円超えかつ過去最高益を更新。
  2. 「TOP I 2030」戦略の下、レナリスファーマの買収(M&A)や中分子薬への投資を加速させる一方、研究開発プロジェクト5件の中止に伴い108億円の減損を計上。
  3. 創業100周年記念配当により、年間配当は272円、Core配当性向は99.3%と極めて高い水準だが、自己資本比率82.1%と財務基盤は盤石。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-24 17:00 提出)

進捗

※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)

1Q
営業利益
+16.2%
売上高
+11.5%

3行解説

  • 2026年12月期第1四半期は、売上収益3,217億円(前年同期比11.5%増)、Core営業利益1,633億円(同17.1%増)と、期初予想に対し順調な滑り出し。
  • 海外での「ヘムライブラ」や「NEMLUVIO」の輸出が大幅に増加し、製品構成の変化や為替影響により原価率が2.0ポイント改善。
  • 営業活動によるキャッシュ・フローが1,220億円(前年同期比82.9%増)と大幅に改善し、自己資本比率も84.2%と極めて高い水準を維持。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-04-24 2026年12月期 第1四半期 +16.2% -0.9%
2026-01-29 2025年12月期 通期 +10.5% -1.9% +4.7% +9.8% +2.3%
2025-10-24 2025年12月期 第3四半期 +2.7% -3.5% -3.9% +15.7% +11.4%
2025-07-24 2025年12月期 第2四半期 +5.9% -0.0% +2.8% -18.9% -14.2%
2025-04-24 2025年12月期 第1四半期 +36.8% +0.4% -0.7% -14.2% -15.2%
2025-01-30 2024年12月期 通期 +23.4% -0.4% +6.7% +21.1% +10.8%