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科研製薬

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4521 プライム

科研製薬株式会社は、「薬業」および「不動産事業」を主軸とする製薬企業です。

  • 事業内容: 医薬品、医療機器、および農業薬品の製造・販売。ならびに「文京グリーンコート」を中心とした不動産賃貸。
  • 主要製品: 関節機能改善剤「アルツ」、爪白癬治療剤「クレナフィン」(海外名:Jublia)、農業用殺菌剤「ポリオキシン」など。
  • 主要顧客: アルフレッサ株式会社(売上比率14.2%)、株式会社メディセオ(11.3%)、株式会社スズケン(10.8%)といった大手医薬品卸。
  • 競合環境: 国内では薬価改定やジェネリック医薬品の普及により厳しい環境にありますが、皮膚科・整形外科領域に強みを持ち、近年は海外ライセンス供与や米国での自社販売体制構築によりグローバル展開を加速させています。

市場ポジション

プライム市場 / 医薬品

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)

収益性

営業利益率

22.4%

≧10%が優良

ROA

11.6%

≧5%が優良

ROE

9.4%

≧10%が優良

ROIC

9.6%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

30.5%

≧10%が優良

営業利益成長率

121.1%

≧10%が優良

EPS成長率

71.8%

≧10%が優良

3行解説

  1. 記録的な増収増益: ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社とのライセンス契約に伴う一時金収入により、営業利益が前年比121.1%増の約210億円と急拡大した。
  2. 米国M&Aによる攻めの姿勢: 約155億円を投じて米アーディ社を完全子会社化し、米国市場での自社販売拠点と希少疾患治療薬「FYARRO」を獲得、成長基盤を強化した。
  3. 株主還元の強化: 特別配当を含む1株当たり190円への大幅増配と、90億円規模の自己株買い・消却を決定し、ROE 10%超えを目指す強い還元姿勢を示している。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-99.5%
売上高
+3.4%
2Q
営業利益
-99.0%
売上高
-23.4%
3Q
営業利益
-97.8%
売上高
-24.2%
通期
営業利益
売上高
-18.3%

3行解説

  • 2026年3月期は売上高が前年比18.3%減の768.7億円となり、営業利益は8.9億円の損失(前年は210.3億円の黒字)に転落する大幅な減収減益の着地となった。
  • 主力品の薬価改定や後発品(AG)への置き換えに加え、前期にあった大型の契約一時金収入の反動、および将来を見据えた研究開発費の積み増し(前期比9.9%増の205.8億円)が利益を圧迫した。
  • 次期(2027年3月期)はマイルストン達成に伴う一時金受領等により、売上高899億円(17.0%増)、営業利益79億円と大幅なV字回復を見込む強気の計画を掲げている。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-13 2026年3月期 通期 -2.3% +4.6% -5.0%
2026-02-06 2026年3月期 第3四半期 -97.8% -1.4% -2.3% +5.4% +2.4%
2025-11-10 2026年3月期 第2四半期 -99.0% -1.0% -1.5% +5.1% +4.9%
2025-08-07 2026年3月期 第1四半期 -99.5% -1.8% -6.9% -8.0% -16.6%
2025-05-12 2025年3月期 通期 +121.1% -3.9% -6.5% -6.2% -9.1%
2025-02-06 2025年3月期 第3四半期 +186.5% +1.3% -0.2% +12.8% +18.0%