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日本精工

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日本精工(NSK)は、世界トップクラスのシェアを誇るベアリング(軸受)の最大手メーカーです。事業は大きく分けて、一般産業向けの「産業機械事業」と、自動車メーカー向けの「自動車事業」の2本柱で構成されています。主要製品は各種軸受、精密機械製品(ボールねじ等)、自動車用ステアリングおよび電動パワーステアリング、自動変速機(AT)用部品などです。競合環境としては、スウェーデンのSKF、ドイツのシェフラグループ、国内ではNTNやジェイテクトとしのぎを削るグローバルな競争下にあります。

市場ポジション

プライム市場 / 機械

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)

収益性

営業利益率

3.6%

≧10%が優良

ROA

2.3%

≧5%が優良

ROE

1.6%

≧10%が優良

ROIC

2.3%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

1.0%

≧10%が優良

営業利益成長率

3.9%

≧10%が優良

EPS成長率

26.1%

≧10%が優良

3行解説

  • 業績の明暗: 産業機械事業が大幅増益(営業益+74.1%)と牽引したが、自動車事業は生産調整の影響で減益(同△13.4%)となり、全体利益は微増に留まった。
  • 財務改善の特筆点: 退職給付信託からの700億円返還受領や政策保有株式の縮減(88億円)により、キャッシュ・ポジションと資産効率を強化した。
  • 戦略の転換: 一度は支配を喪失したステアリング事業会社(NS&C)の全株式を再取得し、連結子会社化する方針を決定。再構築に向けた機動的な体制へ舵を切った。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-03 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-18.4%
売上高
-2.4%
2Q
営業利益
+69.7%
売上高
+3.7%
3Q
営業利益
+75.2%
売上高
+10.3%

3行解説

  • 大幅増益と業績予想の上方修正: ステアリング事業の子会社化(NS&Cの連結除外から連結子会社への移行)と価格転嫁の進展により、営業利益が前年同期比75.2%増と急拡大し、通期計画も上方修正されました。
  • ステアリング事業の再連結が最大のサプライズ: 2025年9月にNSKステアリング&コントロール(NS&C)の全株式を取得し連結化したことで、売上高・利益ともに大きく上乗せされ、事業構造が大きく変化しました。
  • キャッシュフローの劇的改善: 営業活動によるキャッシュフローが前年同期の48億円から814億円へと爆発的に改善し、大型買収(NS&C等)の原資を自社稼ぎで補う力の強さを見せました。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-02-03 2026年3月期 第3四半期 +75.2% +2.0% +11.6% +13.9% +2.8%
2025-11-04 2026年3月期 第2四半期 +69.7% +3.7% +18.3% +20.4% +22.9%
2025-07-31 2026年3月期 第1四半期 -18.4% -0.2% +1.0% +3.0% -0.8%
2025-05-12 2025年3月期 通期 +3.9% +0.3% +3.0% +1.1% +7.7%
2025-01-31 2025年3月期 第3四半期 -19.0% +0.5% -3.0% -3.0% -1.0%