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インスペック

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6656 スタンダード

インスペック株式会社は、半導体パッケージ基板や精密プリント基板の外観検査装置の開発・製造・販売を行う企業。主要製品は、生成AIの普及に伴うデータセンター向けCPU・GPUに使用される半導体パッケージ基板用の検査装置である。

  • 主要顧客: TOPPAN株式会社(売上比率17.2%)、株式会社村田製作所(同14.9%)など、大手基板メーカーが名を連ねる。
  • 競合環境: 次世代CPU・GPU向けの「チップレット化」や配線パターンの微細化が進む中、高度な画像処理技術と全自動化システムで差別化を図っている。

市場ポジション

スタンダード市場 / 電気機器

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-04 期末、2025-07-23 提出)

収益性

営業利益率

4.9%

≧10%が優良

ROA

3.2%

≧5%が優良

ROE

-14.0%

≧10%が優良

ROIC

2.9%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

34.1%

≧10%が優良

営業利益成長率

≧10%が優良

EPS成長率

≧10%が優良

3行解説

  • 生成AI需要を背景に主力事業の受注高が30.1億円(前年同期比173.3%増)と過去最高を記録し、営業利益・経常利益ともに黒字転換を達成。
  • 一方で、EV向け市場の減速により露光装置事業からの撤退を決定。事業撤退損2.4億円を特別損失に計上した結果、最終損益は1.4億円の赤字となった。
  • 財務面では20億円のコミットメントラインを締結し資金繰りの安定を図るも、2期連続の最終赤字により無配が継続、自己資本比率は24.9%に留まる。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-04 第3四半期 、2026-03-13 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-18.3%
売上高
-56.0%
2Q
営業利益
売上高
-63.0%
3Q
営業利益
-194.7%
売上高
-21.2%

3行解説

  • 大幅な減収減益だが受注は過去最高水準: 売上高は前年同期比21.2%減、営業赤字は1.68億円に拡大した。一方で、生成AI向け需要を背景に受注残高が前年同期比103.5%増の20.59億円と急増している。
  • 第4四半期への極端な偏重: 通期計画達成には、第4四半期だけで12.2億円(前3四半期累計を上回る額)の売上計上が必要であり、検収の成否が全ての鍵を握る。
  • 財務基盤の急速な悪化: 仕掛品の急増に伴う運転資金確保のため、短期借入金が9.2億円増加。自己資本比率は前通期末の24.9%から15.0%へ急落しており、資金繰りの注視が必要。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-03-13 2026年4月期 第3四半期 -194.7% +0.3% -10.0%
2025-12-12 2026年4月期 第2四半期 -1.3% -17.5% -11.8% -8.5%
2025-09-12 2026年4月期 第1四半期 -18.3% +2.3% -1.0% -10.7% -21.7%
2025-06-13 2025年4月期 通期 +3.3% -18.5% -15.2% -28.5%
2025-03-14 2025年4月期 第3四半期 +86.2% +1.6% -26.1% -17.6% -25.7%