株式会社トラース・オン・プロダクトは、IoT製品の設計・開発から保守までを一貫して手がける「垂直統合型」のビジネスモデルを展開する企業です。かつてはセットトップボックス(STB)などのハードウェア販売が中心でしたが、現在は「TRaaS(Transaction as a Service)事業」を軸に、AI電力削減ソリューション「AIrux8」やデジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS」といった、月額課金(SaaS)型のストックビジネスへの転換を急いでいます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-22 提出)収益性
営業利益率
-7.4%
≧10%が優良
ROA
-6.4%
≧5%が優良
ROE
-17.6%
≧10%が優良
ROIC
-5.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- ハードウェア開発の知見を活かした垂直統合モデルにより、小ロット・低コストでのIoT製品提供とSaaS展開を両立。
- 創業社長によるオーナー経営のもと、単なるモノ売りから、省エネや店舗活性化を支援する高付加価値なサービス型ビジネスへ構造改革中。
- 2025年8月に「ベルスター」ブランドで知られるアクスト東日本を子会社化し、既存の顧客網を活用したクロスセルの強化を図る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-12 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.1億円 / 予想: 0.1億円
—
売上高
実績: 1.4億円 / 予想: 5.8億円
+73.2%
2Q
営業利益
実績: -0.0億円 / 予想: 0.1億円
+83.3%
売上高
実績: 2.5億円 / 予想: 5.8億円
+52.5%
3Q
営業利益
実績: -0.3億円 / 予想: -0.4億円
—
売上高
実績: 3.3億円 / 予想: 4.9億円
—
通期
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 4.8億円 / 予想: 未開示
—
3行解説
- 連結決算への移行と事業モデルの転換: 株式会社アクスト東日本の完全子会社化に伴い、当期より連結決算を開始。従来の「モノ売り」から、SaaS型の月額課金モデル(TRaaS事業)への事業構造の転換が鮮明となった。
- ストック収益基盤の確立: 主力のデジタルサイネージ「CELDIS」が大手携帯キャリア約2,000店舗への導入を完了。これにより、次期以降の安定した月額収益(リカーリングレバレッジ)の積み上げに向けた土台が整った。
- 外部要因による足踏みと黒字化への布石: 半導体供給逼迫による案件の期ズレで営業損失(0.36億円)となったが、次期は売上高10.3%増の5.35億円、営業利益0.03億円と、僅かながらも営業黒字化を見込む強気の計画を策定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-12 | 2026年1月期 通期 | — | -7.7% | -8.7% | — | — |
| 2025-12-04 | 2026年1月期 第3四半期 | — | -22.8% | -25.2% | -24.1% | -11.0% |
| 2025-09-09 | 2026年1月期 第2四半期 | +83.3% | -16.4% | -19.2% | -29.6% | -33.6% |
| 2025-06-05 | 2026年1月期 第1四半期 | — | -0.2% | -3.0% | -0.8% | -6.5% |
| 2025-03-13 | 2025年1月期 通期 | — | +1.6% | +14.3% | +2.9% | +8.8% |
有価証券報告書
2026-04-22 有価証券報告書-第32期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-25 有価証券報告書-第31期(2024/02/01-2025/01/31)