株式会社梅の花グループ(2025年5月に株式会社梅の花から商号変更)は、懐石料理を中心とした「湯葉と豆腐の店 梅の花」を主力とする外食事業を核に、テイクアウト事業(「古市庵」等)、外販事業(水産加工品・通信販売)を展開しています。
- 事業内容: 「食と文化の融合」をテーマに、高単価の和食レストランから百貨店内の惣菜販売まで、多角的なポートフォリオを構築。
- 競合環境: 深刻な人手不足、原材料費(特に米価)や水道光熱費の高騰に加え、消費者のライフスタイル多様化により、外食・百貨店業界全体で厳しい競争環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-04 期末、2025-07-28 提出)収益性
営業利益率
1.9%
≧10%が優良
ROA
2.3%
≧5%が優良
ROE
-15.0%
≧10%が優良
ROIC
2.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-1.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-32.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-137.2%
≧10%が優良
3行解説
- 純損失の計上: 売上高は294.40億円(前期比1.3%減)と微減ながら、原材料費や人件費の上昇、さらに6.95億円の減損損失を計上したことで、3.83億円の親会社株主に帰属する当期純損失に転落。
- 財務基盤の脆弱化: 自己資本比率が前期の13.0%から8.0%へ急低下。有利子負債残高は166.66億円に達し、総資産に対する比率は72.6%と極めて高く、金利上昇リスクへの耐性に懸念。
- セグメント別の苦戦: 外食・テイクアウトの両主力部門で利益が減少(前期比)。外販事業は1.26億円の赤字が続いており、全社的な収益構造の再構築が喫緊の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-04 第3四半期 、2026-03-17 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.2億円 / 予想: 7.8億円
—
売上高
実績: 70.2億円 / 予想: 297.1億円
+2.0%
2Q
営業利益
実績: -1.3億円 / 予想: 7.8億円
+5.3%
売上高
実績: 140.6億円 / 予想: 297.1億円
+1.5%
3Q
営業利益
実績: 5.2億円 / 予想: 7.8億円
+2.2%
売上高
実績: 225.0億円 / 予想: 297.1億円
+1.1%
3行解説
- Q3単体の黒字転換で通期達成へ望み: 下期偏重の収益構造通り、忘新年会やおせち需要を取り込んだ第3四半期(11月-1月)で営業利益6.42億円を稼ぎ出し、第2四半期累計時点の赤字から一気に通期黒字化へ足固めをした。
- 外食事業が牽引する一方、テイクアウト・外販は苦戦: インバウンド需要と価格改定が奏功した外食事業のセグメント利益が前年同期比26.0%増と好調な一方、米価高騰の煽りを受けたテイクアウト事業は減益、外販事業は赤字幅が拡大している。
- 財務基盤の脆弱さとコスト増が重石: 自己資本比率は8.5%と低水準にあり、原材料費や人件費の高止まりが続く中で、利益率の改善が依然として最優先課題となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-17 | 2026年4月期 第3四半期 | +2.2% | -1.3% | +2.1% | — | — |
| 2025-12-15 | 2026年4月期 第2四半期 | +5.3% | -0.3% | +2.2% | -2.2% | -5.8% |
| 2025-09-11 | 2026年4月期 第1四半期 | — | -0.7% | -0.7% | +2.0% | -7.4% |
| 2025-06-16 | 2025年4月期 通期 | -32.8% | -1.2% | -0.9% | -3.6% | -13.8% |
| 2025-03-14 | 2025年4月期 第3四半期 | -23.6% | -0.3% | -3.8% | +9.7% | -3.9% |
有価証券報告書
2025-07-28 有価証券報告書-第46期(2024/05/01-2025/04/30)